プロジェクトヒストリー『森は消えてしまうのか? エチオピア最後の原生林保全に挑んだ人々の記録』を刊行しました

2015.02.16

開発途上国の貧しい山村に暮らす人々は、目の前に広がる森を切り売りして生きている。そのため、森林破壊は進み、人々は貧しさから抜け出せない。貧困は環境破壊の原因であり結果である。このような “負の連鎖” を断ち切るには、『森を守ることで人々の生活が良くなる仕組み』をつくるほかない。その解決の糸口は、貧困農民自身が持つ潜在能力と、彼らが代々受け継いできた野生のコーヒー林の中にあった。エチオピア最後の原生林ベレテ・ゲラの森と住民の生活をともに守るために、国や組織を超えて奔走した人々の活動の記録。

JICA研究所では、これまでに行ってきたJICAの事業を振り返り、その軌跡と成果を分析して書籍としてまとめた「プロジェクト・ヒストリー」シリーズを刊行しています。本シリーズの第11弾として、『森は消えてしまうのか? エチオピア最後の原生林保全に挑んだ人々の記録』を刊行しました。本書は、エチオピアで2003年から2012年まで実施された森林保全プロジェクト「ベレテ・ゲラ参加型森林管理プロジェクト」について、まとめたものです。

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書籍の詳細な情報については、刊行物のページをご覧ください。

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