アフリカの変化とTICAD9―日本は「共創」を掲げ続けられるか
JICA緒方研究所について
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本論考は、2025年8月に開催された第9回アフリカ開発会議(The Ninth Tokyo International Conference on African Development:TICAD9)に関して、雑誌『外交』へ寄稿したものです。
論考では、世界の「分断」がアフリカにも影を落とす中、TICADがこれまで果たしてきた役割を振り返りつつ、TICAD9の意義を再確認しています。具体的には、①国際協調主義の強化、②援助から投資へ、そして投資から課題解決の共創へ、③民間の課題解決を支える新たなODA、④ユースをはじめとする多様な主体の参画、の4点をその意義として挙げつつ、次回TICAD10に向けて、日本が「分断」を超えてアフリカとの「共創」を掲げ続けられるかを問うています。
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