High Severe Acute Respiratory Syndrome Coronavirus 2 Antibody Prevalence After the Third Epidemic Wave (May–October 2021) in Matadi, Democratic Republic of the Congo
JICA緒方研究所について
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コンゴ民主共和国のコンゴセントラル州における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の確認症例は、流行第3波(2021年5〜10月)収束時点で3,130件にとどまり、全国の57,268件に占める割合は限定的でした。同州、とりわけ州都マタディは、首都キンシャサとも多くの商取引や人的交流があります。そして、キンシャサは全国の感染者数の60%を占めていました。以上より、マタディにおけるCOVID-19の実態は過小評価されていると考えられます。本調査では、流行第3波収束後のマタディにおいて、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の血清有病率や関連リスク因子の特定を試みました。
本論文は、学術誌Open Forum Infectious Diseases(第10巻第1号)に掲載されました。以下のリンクから閲覧いただけます。
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