関西から飛び立ち、途上国で頑張る!派遣中の協力隊を紹介します-Part2-【兵庫県】

スタッフより一言:
山﨑悠介さんは2019年12月にドミニカ共和国へ赴任され、コミュニティ開発の隊員として、ラジオ局で活動されていましたが、2020年3月に新型コロナウイルス感染症の感染拡大により一時帰国されました。待機期間中は国内でも積極的に活動され、JICA関西にも2回訪問していただきました。2021年3月にドミニカ共和国へ再派遣され、2021年12月まで活動予定です。

【画像】

山﨑さん:写真左

氏名:山﨑 悠介
出身地:兵庫県
隊次:2019年2次隊
職種:コミュニティ開発
野球をきっかけにドミニカ共和国に興味を持ち、現地を自分の目でみてみたくて応募しました。

ドミニカ共和国への再派遣

2021年3月よりドミニカ共和国へ戻って参りました、2019年度2次隊の山﨑悠介と申します。同年2月下旬頃に正式に帰任が決まってからの一ヶ月間は慌ただしくなりまして、あっという間に過ぎていった印象です。新型コロナウイルス感染拡大の中、赴任期間中に一時帰国するという前代未聞の状況となり、別の進路を選択せざるを得なくなった隊員も多い中、幸いにももう一度チャンスを頂けた事に感謝し、残り約7ヶ月分頑張ろうと思います。

約1年ぶりの街の様子

再びラス・アメリカス国際空港へ降りましたが、空港での検査等諸手続きや空港のレイアウト、滞在地までの距離感、食事やビール、ドミニカ共和国の匂い等一度経験している為か、前回感じた緊張感や期待感は無く、寧ろどこか郷愁の念に近いものを感じた気がします。

街の様子ですが、昨年と比較して道路が整備された箇所が増えていたり、交通渋滞緩和の為に増やされた一方通行箇所が増えていたり、厳格な夜間外出禁止令が敷かれている影響で道に落ちているゴミが若干少なくなっていたりと、一年のブランクを経たおかげでドミニカ共和国の変化をより鮮明に感じる事が出来た気がします。

また昨年と比較してスーパーマーケットや(注)コルマドの接客態度が明るくなっていたり、店員さんから積極的に声かけしてくれたりと、サービス向上の一端を垣間見る事が出来ました。コロナ以降の宅配需要の増加で閉店したコルマドも多い中、顧客獲得によって生き残りを図るという点は日本でもドミニカ共和国でも同じかもしれません。

(注)コルマド 軽食や飲み物、ビール、ラム酒等を販売している個人商店。コンビニエンスストアと駄菓子屋の中間に近いイメージ。

(本記事は2021年4月末に執筆されたものです。)

【画像】

これまでの山﨑さんの活動はこちら