【研修員学校訪問】初めて触れ合う世界の国々

2020年2月12日

<北海道上士幌高等学校への研修員学校訪問>

チュニジアの研修員による国紹介

ネパールの研修員にけん玉を紹介

研修員に十勝のお勧めスポットを紹介

リコーダー演奏のプレゼント

 1月31日、JICA研修員のインドラさん(ネパール)、アギさん(モンゴル)、スサナさん(アルメニア)、ノルヘンさん(チュニジア)の4名が北海道上士幌高等学校を訪問し、2、3年生の生徒(40名)と交流しました。
 この日、研修員はそれぞれ自国の伝統料理や風習、お祭りなどの文化概要について写真を交えたスライドを使って生徒に説明しました。アルメニアは日本のように四季がはっきりしていること、チュニジアの南側はサハラ砂漠で、ラクダレースやダンスフェスタなど多くのお祭りが開催されていることを知り、生徒は各国の文化と日本の様子を比較しながら学びを深めていました。
 後半は、生徒が8つのグループに分かれて、上士幌町の魅力について研修員に説明したり、ボードゲームや紙飛行機、けん玉などを紹介したりして楽しみました。
 初めて触れ合う国の人ばかりで生徒も緊張していたのか、交流前半は研修員との会話も少なかったのですが、身振り手振りを交えてコミュニケーションを図り、伝わった時には笑顔も見られました。生徒は、英語が得意ではなくても、工夫することでコミュニケーションの幅が広がることを体感していたようでした。
 最後に生徒が、研修員へのお礼として、リコーダーを演奏してくれました。生徒の感謝の気持ちが美しい音色で伝えられ、これには研修員も大喜びです。
 研修員のスサナさんが、「今日は素敵な経験をありがとうございます。生徒の皆さん、自分の気持ちや考えについて他人に話すことを決して恐れないでください」とメッセージを送り、生徒にとって、自信につながる有意義な交流時間となりました。
 
※研修コース:
課題別研修「農業地域における経営力、マーケティング強化による地場産業振興(B)」