【招へい事業】人獣共通感染症対策分野に係る帰国研修員が再来日しました!

2020年2月14日

JICA北海道(帯広)にて

スタッフとの再会に喜ぶ

講習会でのプレゼンテーション

集合写真

JICA北海道(帯広)では、北海道の東部の特色を活かし大規模畑作や畜産分野を中心に、世界中の開発途上国からこれまでに6,000名を超える研修員を受け入れてきました。
2020年2月上旬、JICA研修にかつて参加した経験のある帰国研修員の中から、世界規模の感染症(人獣共通感染症)対策の分野で活躍している帰国研修員4名(ブルキナファソ、メキシコ、ウガンダ、ベトナム)が再来日しました。最も古くに研修に参加したモスケーダさん(メキシコ)の来日はなんと25年前!

帰国研修員たちは来日中、帯広畜産大学との共同による特別講義や研究発表を中心に、様々なプログラムに参加。帯広畜産大学原虫病研究センター、JICAが共同で開催したワークショップでは、「十勝地域におけるJICA事業の今後の展開」をテーマに意見交換を。現在の研修のトレンドや農業・畜産分野の課題、開発途上国におけるニーズ、留学生等による外国人からの視点による道東・帯広についてなど、活発な議論が繰り広げられました。

また、かつて帰国研修員たちがお世話になった研究室の先生方、ホストファミリー、通訳スタッフ等との交流会の場も設けられ、久々の再会の喜びに沸いたひとときも。

来日中には雪が積もりあいにくの天候でしたが、逆に帰国研修員にとっては久々に目にする雪に大喜び!
現在はそれぞれの国の第一線で活躍している帰国研修員ですが、かつて日本で過ごした日々に思いをはせ、これからもよりいっそうの親日家として開発途上国と日本を繋いでいってほしいと願っています。