【開催報告】更別村×JICA北海道(帯広)交流

2020年7月15日

西山村長によるプレゼンテーション

館内視察:左から西山村長、高野副代表、沢田代表

当センター入口にて

集合写真

2020年6月30日、更別村の西山猛村長、荻原正教育長及び役場職員4名が当センターを来訪されました。

更別村とは2019年10月より覚書を取り交わし連携強化を図ってきています。今回の来訪は、双方の事業に関する相互理解の促進や各事業の発展・連携をより深め、更別村とJICAとの更なるパートナーシップ強化に繋げることを目的として実施しました。

当日はJICAの活動概要と館内案内を行い、更別村からは西山村長による村の活動に関するプレゼンテーションがありました。更別村は将来を担う子どもたちのために、また、高齢者が安心して年を重ね暮らせる村にするために、近未来技術を取り入れるスーパーシティ—構想やスマート農業などの先進的な取組みを積極的に行っています。同取組みの一つとして、北海道で初のキャリア5Gの基地局が2基設置されています。これは、圃場の状態や作物の生育状況などを自宅で確認できるシステムの普及、AI(人工知能)によるバス・タクシー運行や海外の小学校を繋いだ遠隔教育など新たな教育環境の提供などの導入に役立つことが期待されており、遠隔教育については、JICAは国際理解教育支援の一つとして途上国や来日研修員と繋いで協力することが可能と考えています。

更別村の活動と国際協力(途上国支援)の接点や融合(地方創生×JICA)に関して意見交換を行い、様々な可能性があることを確認できました。今後も積極的な交流と連携強化を継続していきます。

*換気等感染対策を十分に行い実施