令和2年度北海道社会貢献賞(国際協力功労者)道東からは西部潤氏が受賞

2021年3月25日、北海道十勝総合振興局にて、令和2年度北海道社会貢献賞(国際協力功労者)表彰式が行われました。

2021年4月9日

令和2年度北海道社会貢献賞(国際協力功労者)表彰式の様子

西部潤氏(左)と十勝総合振興局 水戸部裕局長(右)

西部潤氏

社会貢献賞(国際協力功労者)は、国際協力に対する理解を促進し、民間による国際協力活動を広げていくため、北海道において国際協力の推進に貢献し、その功績が顕著な個人、団体、企業へ、道から贈られるものです。今回は、十勝農業協同組合連合会(2015年3月退職)に在職中から研修員に技術指導を行い、現在は研修コースのコースリーダーやキルギスにて専門家としても活躍されている西部潤氏が受賞しました。

同氏の貢献は、1990年に、当時のJICA北海道(札幌)が実施した「酪農振興・検査技術研修コース」プログラム(帯広畜産大学)にて、当該分野専門の有賀秀子教授から講師の打診があり、引き受けて下さったことから始まりました。その後、JICA北海道(帯広)で実施している数々の研修コースの中で、約30年に渡り、100カ国以上の研修員に対し、高品質生乳の生産管理・品質評価・分析技術等に関する講義や技術指導を行っていただきました。また、穏やかで誠実なお人柄で、研修員から厚い信頼を寄せられてきました。
西部氏からは「このような機会に恵まれ、皆様のお役に立つことが出来ていれば嬉しい。これからも人との繋がりに感謝し、皆様にお返ししていきたい。」と受賞のコメントをいただきました。
西部さん、受賞おめでとうございます!そしてこれからもどうぞ宜しくお願いいたします。

西部潤氏実績
・研修員受入事業 コースリーダーや講師として技術指導
1990年~現在 65コース以上、研修員人数500人以上
・短期専門家派遣
2019年10月~現在「キルギス国チュイ州市場志向型生乳生産プロジェクト」