【開発教育】帯広第一中学校の2年生4名が職場体験に来てくれました!

2022年10月27日

10か国から来日している研修員と交流!

森林管理コース研修員と記念撮影

新人OJTの3名と座談会後の様子

SDGsについても学びました

2022年10月19日、帯広市立帯広第一中学校の2年生 川向りおさん・倉井崚伍さん・松久太郎さん・山室宙輝さんの4名がJICA北海道(帯広)に職場体験に来てくれました。

木全代表からの講話では、途上国の現場での仕事や暮らしについての質問が白熱し、予定時間がオーバーするほど熱心に学習しました。フロント業務体験では、世界各国から来日するJICA研修員や様々な来館者への入館対応、おもてなし方法等を体験し、細やかな心遣いを学びました。

図書資料室での広報体験にて、おすすめ図書の案内掲示作りに挑戦しました。それぞれ興味のある本を選び、案内掲示の見出しとなるような文章の作成を行いました。短い時間の中でしたが、魅力的な文章を考えてくれました。4人が作成した案内掲示は近日中に図書資料室に展示する予定です。

午前中の最後には、課題別研修「地域住民の参加による持続的な森林管理」コースにて来日中の研修員10名との交流を行いました。森林管理を学ぶことになったキッカケや、今回の研修を自国にどのように活かしたいかなど具体的な質問をし、研修員の方々は中学生の意識の高さに驚いていました。中学生の4名も、実際に海外の方々と交流できたことが印象的だったようです。

午後からJICA館内を見学した後は、JICA北海道(帯広)にてOJT(職場内研修)を行っている新入職員の3名や他の職員と座談会を行いました。それぞれ自分の未来を見据え、先輩である職員との交流を図りました。

職場体験を通して感じたことをそれぞれ教えていただきました。
川向さん「JICAの仕事やJICA海外協力隊は助けること、あげることのイメージが強かったけど、色々な話を聞いて協力しているということがわかりました。人と人とのつながりが大事だと思いました。」
倉井さん「JICAが日本の知識をほかの国に伝えているということを知りました。10か国の外国の方と話をしたり質問したりできたことが印象に残りました。SDGsを達成するために自分たちも頑張りたいです。」
松久さん「貧富の差があるけど、同じ地球に住んでいる仲間としてお互いに支えあい考えを尊重して暮らしていくことが大切だと思いました。」
山室さん「他の国の人と協力することで、それぞれ色々な物の見方が出来ると思いました。今まではSDGsなどは遅れている国がやればいいと思っていましたが、誰かがやるのではなくみんながやらないといけないと気が付きました。」

 帯広第一中学校の4名の皆さん、職場体験お疲れ様でした。
JICA北海道(帯広)では今後も中高生の職場体験、インターン等の受入を行う予定です。