【開催報告】JICAfe2.0 リレー型オンラインサロン第3弾標津町

2022年8月4日

東日本大震災での実体験から形成された「地域循環型防災教育」を学ぶ

ゲストスピーカーの鈴木先生

鈴木先生のご紹介

標津町版オリジナル避難所運営ゲーム(HUG)

2022年7月29日(金)、「JICAfe2.0 リレー型オンラインサロン」第3弾・標津町 地方創生×海洋環境保全・防災・減災教育 編「標津町と協働した環境活動・地域循環型防災教育の現場から」を開催し、15名(5都道府県、1海外)の方々に参加をいただきました。

「JICAfe2.0リレー型オンラインサロン」は、北海道の釧路・根室地域を舞台にJICA海外協力隊経験者、地方自治体及び地域おこし協力隊が取り組む地方創生の現場を、リレー形式オンラインサロンとしてつなぎ、多様な取り組みの様子や想いを広く発信する試みです。

第3弾では、元JICA海外協力隊(理数科教師、タンザニア派遣)で、現在は北海道標津高等学校で活躍する鈴木祐二先生が登場。本オンラインサロンのテーマとなる「防災教育」の重要性について理解を深めるとともに、標津町との連携により高校生が主体となって開発された「標津町版オリジナル防災HUG(避難所運営ゲーム)」や高校生が子ども園、小学校、中学校の防災教育を担い、教育を受けた世代の子どもたちが高校生になったときに若い世代に伝えるという「地域循環型防災教育」の仕組みなど、「防災」に高い関心を持つ参加者にとって多くのヒントを見出すことのできる時間となりました。何より、東日本大震災での実体験から、強い想いを持ち行動を続け、様々なアクターを巻き込みながら地域ぐるみの活動を推進してきた鈴木先生の情熱に多くの参加者が感銘を受ける機会となりました。

当日、参加をいただいた方からは、「教育の現場と行政、まちぐるみの取り組みを知り、感銘を受けました。」といったコメントをいただきました。

次回、JICAfe 2.0 釧路・根室地域の『地方創生』最前線をめぐるリレー型オンラインサロン第4弾【標茶町】地方創生×酪農×馬と共に暮らせるまちづくり編「憧れの地に移住、豊かな自然に囲まれた生活、そしてこれから」を8月26日(金)19:00~20:30に開催いたします。皆さんのご参加をお待ちしています。