【地域交流事業】研修員が第40回 忠類ナウマン全道そり大会に初出場しました!

2023年3月3日

慣れない雪に悪戦苦闘しながらも、特別賞を受賞!

工夫を凝らして段ボールそりを作る研修員

会場に到着後、製作したそりとともに

滑走前に記念に一枚

たくさんの賞品をいただき、大興奮の研修員

2023年2月19日(日)、JICA北海道センター(帯広)で研修を受けているケニア、ウガンダ、コンゴ民主共和国からの研修員(計6名)が、幕別町忠類白銀台スキー場特設会場で開催された「第40回忠類ナウマン全道そり大会」に出場しました!

本大会は、出場者が段ボールでそり本体を製作し、雪山の一部に設けられた約150mのコースを滑走。そりの出来栄えや、スピードを競い合う歴史ある大会で、毎年全道各地から多くの出場者と観戦者で賑わいます。

今回、研修員は出身国の国旗に使われるカラーでデザインした自慢のそりをそれぞれが製作し、チーム名「世界のともだち」で大会に出場しました。
会場には、各出場者が工夫を凝らして製作したキャラクターや有名人がモチーフの段ボールそりが並び、研修員は夢中で写真や動画を撮影していました。
研修員は、予想以上に高さのあるスタート地点から猛スピードで雪山を滑り降りてくる出場者の様子に緊張しつつも、順番が回ってきてスタートラインに立った途端、歓声を上げながら勢いよく滑り降りました。途中で止まったり、そりが壊れて転倒したりのアクシデントに見舞われた研修員もいましたが、全員が満面の笑みで無事にゴールすることが出来ました。

大会審査の結果発表では、グッドデザイン賞やスピード賞には惜しくも届かなかったものの、「世界のともだち」がなんと特別賞の「北海道十勝総合振興局長賞」をいただきました!

雪が降らない暖かい国から来ている研修員にとって、雪山へ出かけることも、そり滑りをすることも初めての経験。段ボールでそりを製作し、それを担いで雪山を登り、一瞬で滑り降りるという斬新でスリリングな一連の体験は、一生の思い出に残る特別な体験になりました。

大会実行委員会の皆さまには、大変お世話になりました。
また、研修員がいただいた賞品の協賛企業・団体の十勝ナウマン温泉ホテルアルコ様、(株)五十嵐興業様、忠類再発見サポートクラブ ディスカバリー様、小森理容室様に感謝申し上げます。
ありがとうございました!

※参加研修コース
〇 食品科学研修(ケニア) (1名)
〇 人獣共通感染症対策(寄生虫病含む) 研究者育成(5名)