【地域交流事業】言語交流研究所 ヒッポファミリークラブの皆さんと異文化交流

2022年12月7日

歌や踊り、ゲームを通して交流を深めました!

折り紙で手裏剣づくりにチャレンジ

世界地図でパプアニューギニアの位置を確認

グループ作りゲームで盛り上がる参加者と研修員

ンゴニ族の踊りを披露してくれたマラウイ出身のメアリーさん

2022年11月19日、JICA北海道センター(帯広)が実施する「森林管理」や「小学校理科教育」の研修で来日中の研修員10名(バングラデシュ、パプアニューギニア、東ティモール、ソロモン、フィリピン、ジョージア、トルコ、ウガンダ、マラウイ出身)が、プラザめむろーど(北海道芽室町)でヒッポファミリークラブの皆さん(13名)と歌や踊りを楽しみ交流を深めました。

交流会のスタートは、研修員が日本語で自己紹介を行い、交流会に参加した子ども達と世界地図にシールを貼りながら場所を確認しました。
序盤はアイスブレイクとして、英語の歌をBGMに研修員と一緒に踊ったり、グループを作るゲームをしたりして盛り上がりました。
アイスブレイクでお互いの距離を少し縮めてからは、折り紙体験が行われました。
今回チャレンジしたのは手裏剣です。折り紙を初めて学ぶ研修員が多く、角を差し込んだり、パーツを組み合わせたりするなど少し複雑な折り方を含む手裏剣作りですが、研修員は悪戦苦闘しつつも、子ども達から一つ一つの方法を丁寧に教わり、オリジナルの手裏剣を完成させました。
研修員は、「折り方は難しいけれど、できあがった手裏剣は遊ぶことができるし自国で留守番をしている子どもへのお土産にしたい」と喜んでいました。

交流会の後半はマラウイ出身のメアリーさんが、ンゴニ族の踊りを披露してくれました。ンゴニ族は、マラウイやタンザニア、南アフリカに住む部族の一つです。踊りの衣装と小道具を身に着けて独特の掛け声を含む歌とともに披露してくれたメアリーさんに、参加者は目が釘付けに。参加者からは、「初めて知る部族とその伝統的な踊りを見ることが出来てとても貴重だったし、今日は参加して楽しかったです」といった感想が寄せられました。
最後はメアリーさんの踊りを皆で真似しながら一緒に踊り、異文化、多文化を肌で体験し、密度の濃いひと時を過ごしました。

ヒッポファミリークラブの皆さん、ありがとうございました!

※研修コース
〇地域住民の参加による持続的な森林管理
〇小学校理科教育の質的向上~「教えと学び」の現場教育~