【開発教育】森林管理コースの研修員が広尾中学校を訪問しました

2022年12月8日

研修員と生徒の異文化交流授業

マラウイについて紹介する研修員メアリーさん

けん玉に挑戦するコートジボワールのボビーさん

紙ひこうきを作るトルコ出身のトゥガイさん

2022年11月29日に、JICA課題別研修「地域住民の参加による持続的な森林管理」コースにて来日中の研修員5名が、広尾町立広尾中学校を訪問し、生徒との交流を行いました。

訪問したのは、パプアニューギニア、トルコ、コートジボワール、フィリピン、マラウイ出身の5名。交流授業は、広尾中学校の生徒による発表からスタートしました。けん玉、こま回し、だるまさんがころんだ、紙飛行機づくりなど日本ならではの遊びを、生徒が先生役となって、簡単な英語を使いながら指導しました。研修員も生徒の説明を聞きながら真剣なまなざしで挑戦していました。

その後は、研修員が写真やクイズなどを使った自国紹介を行いました。マラウイのメアリーさんは民族衣装を身にまとい、伝統的な歓迎のダンスを披露。生徒からはダンスの由来や、踊りの際に使っている道具の素材などについての質問もありました。授業に参加した生徒からは「始めは緊張したけれど、研修員の皆さんと交流できて楽しかった」「知らない国の話を聞いて刺激になった」という感想をいただきました。

交流授業の後は、学校給食を見学。生徒自身による給食の配膳や校内清掃など、生徒の自主性や自立性を育てるための日本独自の仕組みについての説明を受けた研修員からは「生徒が自分で給食の配膳や掃除するシステムは素晴らしい。自国でも取り入れたい」という声も挙がりました。その後、研修員も別室で生徒と同じ給食(献立はラーメン、餃子、パック牛乳)をいただきました。研修員も「驚きのおいしさ。特に餃子がとてもおいしかった」と、給食のクオリティの高さに驚いた様子でした。

広尾中学校の皆さん、温かくお出迎えいただき有難うございました。
次回は是非JICA北海道センター(帯広)にもお越しくださいね。