【地域交流事業】研修員がおびひろ氷まつりに参加しました

2023年2月3日

厳しい寒さも貴重な経験に

氷のレリーフを前に記念撮影する研修員

打ち上げられた冬の花火

2023年1月27日、JICA北海道センター(帯広)で研修を受けているケニア、アルメニア、キルギス、アゼルバイジャン、マレーシアなど、様々な国からの研修員(計26名)が、帯広市内の緑ヶ丘公園で開催された「第60回おびひろ氷まつり」に参加しました。

おびひろ氷まつりは、十勝・帯広の厳しい冬の寒さを象徴する氷をメインとした造形物や参加型プログラムが展開される十勝の冬の風物詩。

研修員はその日の研修を終えた夕方に出発し、ライトアップされた記念レリーフやアニメのキャラクターなどの氷像や雪像、光と音のファンタジックショーなど、会場一帯に仕掛けられた幻想的な光景を楽しみました。中には母国の家族とテレビ電話でつなぎ、会場の様子を嬉しそうに実況する研修員の姿も。
さらに、JICAの研修員であることが分かった来場者の方から、「以前あなたの国(アゼルバイジャン)に行ったことがある」と声をかけられるなど、楽しく会話を交わす場面もありました。

午後7時からは、目玉イベントの花火大会が行われました。空気が澄んだ冬の夜空に広がる色鮮やかで迫力ある花火に、研修員は動画や写真を撮るのを忘れるほどすっかり見入っていました。
 
暖かい国から来ている研修員が多いため、今まで体験したことがない寒さに震えながらも、それも含めて帯広滞在中の貴重な体験として、それぞれが思い思いに楽しみ、十勝の冬ならではの思い出を作ってもらうことが出来ました!