【開発教育】帯広市との連携事業「おびひろ市民学」でのセンター訪問が始まりました

2022年6月15日

帯広市内の中学生が展示やワークショップでSDGs×国際協力を学ぶ!

積極的に質問に答える生徒の皆さん

ダッシュボードで各国の順位をチェック

協力してワークショップに取り組んでいます

素敵なご挨拶をありがとうございました!

帯広市では、2020年度より全小中学校を対象に、地元の自然環境、歴史、文化、地域との関わりを学ぶ「おびひろ市民学」を実施しています。中学校全14校(義務教育学校含む)の皆さんは帯広市に必要と思うSDGsのゴールを目指す取組を検討しており、その一環でJICA北海道センター(帯広)にもお越しいただいています。
今年度の1校目となる帯広第七中学校19名の生徒の皆さんが6月7日(火)にJICA北海道センター(帯広)に訪問してくれました。

まずは隣接する帯広市の国際交流施設「森の交流館・十勝」にて、SDGs×JICAの取り組みについて学んでいただきました。生徒の皆さんは開発途上国への関心も高く、JICA職員からの質問にもどんどん答えていました。
 その後JICA北海道センター(帯広)に移動し、各班に分かれてセンター内を探検しました。
SDGsとJICA事業の繋がりを学ぶパネルや図書資料室の案内では、皆さん熱心にメモをとったり図書資料室の本を読んだりしてそれぞれ関心があることについて学んでいました。
 展示スペース「おびるっく」では、世界のお茶文化の展示や、開発途上国から届いた映像が観られる3面LEDスクリーン、民族衣装展示も見学し、SDGsだけでなく国際協力についても更に学びが深まったのではないでしょうか。
ラウンジでのSDGs展示は、生徒の皆さんが最も熱中して見学・体験している様子でした。SDGsダッシュボードで各国のSDGs達成率を見たり、防災展示の中の災害時に役立つロープの結び方ワークショップに挑戦したりするなど、自ら積極的に学びに行く姿勢が印象的でした。
最後に、「森の交流館・十勝」に戻り、“SDGsアクションカードゲームクロス”というワークショップを行いました。様々な「課題」に対して、自分たちが持つ様々な「資源」のカードを使って解決策を考えるという大人から見ても難しいこのワークショップですが、生徒の皆さんの柔軟な頭でレベルの高いワークを行っていました。

帯広第七中学校の皆さん、ご来訪ありがとうございました!
帯広市内の中学生の皆さん、JICA北海道センター(帯広)にてお会い出来るのを楽しみにしています!