【開催報告】JICAfe2.0 リレー型オンラインサロン第2弾別海町

2022年7月15日

全国・海外の参加者が別海町の地域特性を生かした新たな挑戦に注目!

ファシリテーターのJICA北海道(帯広)/釧路デスク尾﨑

ゲストスピーカー田畑さんのパート

ゲストスピーカー高橋さんのパート

2022年7月8日(金)、「JICAfe(ジャイカフェ)2.0 リレー型オンラインサロン」第2弾・別海町 地方創生×観光振興×地産地消 編「30年後の地産地消を見据えた地方創生の現場から」を開催し、15名(7都道府県、1海外)の方々に参加をいただきました。

「JICAfe2.0リレー型オンラインサロン」は、北海道の釧路・根室地域を舞台にJICA海外協力隊経験者、地方自治体及び地域おこし協力隊が取り組む地方創生の現場を、リレー形式オンラインサロンとしてつなぎ、多様な取り組みの様子や想いを広く発信する試みです。

第2弾となる別海町では、元JICA海外協力隊(ケニア派遣)で現在は別海町産業振興部商工観光課で活躍する田畑さんと、地域おこし協力隊として、別海町産の野菜の販売に注力し、別海町のポテンシャルを高めると共に新たな別海町の特産を生み出す活動に取り組む高橋さんから、町を舞台に繰り広げられている熱い物語をお届けいたしました。

田畑さんのパートでは、「地方創生」とは何かという問いかけから、「その地域の特性を活かし、今までなかった新しいモノを作り出し、新しいことコトを始めて、仕事を作ろう。」というメッセージのもと、別海町で新たなにスタートした地産地消の取り組みなど具体的なチャレンジについて、またその熱い想いについてお話を伺いました。「可能性があるならやってみる」をモットーにケニアで取り組んできたJICA海外協力隊経験が、帰国後に地域で活かされている様子が大変強く伝わってきました。また、高橋さんからは、別海町産野菜の販売「BETSUKAI LOVEGE(べつかいらーべじ)」立ち上げなど、町での新しい取り組みなどを通じて実感されてきた想いについて、存分に語っていただきました。
今回のオンラインサロンのテーマとなる「地方創生」について理解を深め、現場での具体的な取り組みを知ることで、同テーマに関する視野が広がり、JICA海外協力隊OBOGが国内の地域で活躍しているケースを知っていただく機会となりました。

当日、参加をいただいた方々からは、「なぜ地方創生が求められるのかという田畑さんの話と、具体的にどんな地方創生の取り組みをしているのかという高橋さんの話が繋がっていて、学びのある新鮮な時間でした。」「町役場等の地方自治体で働くJICA海外協力隊OBOGのロールモデルとして、今回の田畑さんのお話を聞くことができてよかった。JICA海外協力隊OBOGと親和性の高い地域おこし協力隊の高橋さんが一緒に活動を進めている別海町でのケースを積極的に周りに伝えていきたい。」といったコメントをいただきました。

次回は、7月29日(金)19:00~20:30にJICAfe 2.0 釧路・根室地域の『地方創生』最前線をめぐるリレー型オンラインサロン第3弾【標津町】地方創生×海洋環境保全・防災・減災教育 編「標津町と協働した環境活動・地域循環型防災教育の現場から」を開催いたします。皆さんのご参加をお待ちしています。