【福利厚生事業】JICA研修員がガーデンツアーで十勝の自然や食材を満喫しました

2023年6月6日

十勝の自然を散策し、記憶に残る体験をしました

六花の森にて写真撮影をする研修員

幸福駅跡にて、張り付けられた大量のカードを撮影する様子

アートヴィレッジにて、帯広市出身の彫刻家板東優氏の彫刻作品と記念撮影

2023年5月27日(土)に、JICA北海道センター(帯広)で地場産業振興の研修を受けているキューバやトルコ、スリランカ、セントルシアやガイアナなどの研修員(計20名)が、十勝滞在の思い出作りの一つとして、中札内村や帯広市幸福町へガーデンツアーに参加しました。

中札内村は、北海道ガーデン街道の一つの「六花の森」や「アートヴィレッジ」など、十勝の四季と芸術を堪能できる観光スポット。天候もよく、お出かけ日和のこの日は、大勢の人が週末の穏やかなひと時を過ごしていました。

六花の森では、手入れの行き届いた草木や川のせせらぎ、開放的な空間を体験しながら研修員は心身ともにリフレッシュ。点在する十勝ゆかりの芸術家による彫刻や絵画に興味を持ち、特に彫刻作品の前では色々なポーズを決めながら写真撮影を楽しみました。
研修員からは「丁寧に管理された庭や、興味深い美術作品に触れる機会が自国ではあまりないので、新鮮な体験」と感想を話してくれました。

続いて訪れた中札内アートヴィレッジ美術村では、十勝産の食材を使ったランチを楽しみ、新緑が美しい森の中を散策したり、点在する情緒豊かなアートギャラリーを巡ったりしながら午後のゆったりとしたひと時を楽しみました。

休憩で立ち寄った「道の駅なかさつない」では、産直野菜、豆や砂糖など地元素材にこだわって作られたお土産に興味をもったり、あずきやチーズなど十勝らしい味の自家製アイスを堪能したりして過ごしました。

最後は帯広市内の観光スポットの旧国鉄・幸福駅跡へ。名前の由来や歴史を学びつつ、隣接する幸福村カフェでコーヒーやソフトクリームを片手に研修員同士の親交も深めました。
研修員は「愛国から幸福行き」の切符カードを買って駅内に貼り、研修コースを無事に終えることや家族の幸せなどを願いました。
 
地場産業振興を学ぶ研修員にとって今回のガーデンツアーは、十勝の豊かな食材や四季の彩りなど、地域の魅力や産業を実体験する貴重な機会となりました。

※参加研修コース
・戦略的マネジメント・マーケティングによる持続的地場産業振興
・カリブ9か国/農業・農村振興