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BARMMにおける道路網の改良および維持管理の支援を開始します!

#9 産業と技術革新の基盤を作ろう
SDGs

2026.03.12

協議議事録(Record of Discussions:R/D)に署名するJICA井出次長

R/Dに署名するバンサモロ暫定自治政府マカクア首相

2026年3月12日、国際協力機構(JICA)はバンサモロ暫定自治政府(Bangsamoro Transition Authority:BTA)と、ミンダナオ島のバンサモロ・ムスリム・ミンダナオ自治地域(Bangsamoro Autonomous Region in Muslim Mindanao:BARMM)における「バンサモロ地域道路ネットワーク改善・維持管理マネジメント能力向上プロジェクト」に関し、協議議事録(Record of Discussions:R/D)を締結しました。

本プロジェクトは2026年から2029年までの4年間で実施され、BARMM 全域を対象に、バンサモロ公共事業省( MPW )の道路網管理能力強化を目的としています。

JICAはこれまで、北マギンダナオ州、南マギンダナオ州、南ラナオ州を含む地域全体を対象に、BTAのインフラ開発政策を支援するため、幹線道路へのアクセス道路や農産物市場連結道路(Farm-to-Market Roads)の建設・改良に取り組んできました。こうした道路建設等のハードインフラ整備に加え、本プロジェクトでは、道路網の改良・維持管理を持続的に実施するための制度・運用能力の強化といったソフト面の 支援を行います。

本プロジェクトでは、以下の3つの成果の達成を目指します。

  • 道路区分計画の策定を通じて、MPWにおける道路改良・維持管理の所掌範囲を明確化すること。
  • 道路および橋梁のデータベースを整備し、道路網管理に活用すること。
  • MPWの選定部局および地方技術事務所におけるパイロット活動を通じ、道路改良・維持管理に係る業務フローのモデルを構築すること。

また「第2次バンサモロ開発計画(Bangsamoro Development Plan:BDP 2023–2028)」では、持続可能な社会経済成長を実現するため、道路・橋梁・エネルギー分野を含む、戦略的かつ気候変動に強靭なインフラ整備が重点分野として掲げられています。

R/D署名に際し、BTAマカクア首相は、BARMMにおける平和構築および開発に向けたJICAの継続的な支援に謝意を表しました。また本協力が、BTAが掲げる、高い倫理性と透明性を重視する「モラル・ガバナンス」の理念 の下、制度強化、公共サービスの改善、インフラ開発を推進する「より強靱なバンサモロ( Mas Matatag na Bangsamoro )」に貢献するものであると述べました。

今回のR/D署名は、平和と持続可能な開発という共通の価値に基づく、日本とフィリピンの70年にわたる友好協力関係を象徴するものです。JICAは、今後もBTAと緊密に連携し、本プロジェクトを着実に実施していきます。

案件の基礎情報については、こちらのリンク をご覧ください。

関連リンク: JICA Supports Road Network Improvement and Maintenance in the Bangsamoro Autonomous Region in Muslim Mindanao (BARMM) | Where We Work - JICA

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