JICA教師海外研修 2025:日本の教育関係者がPNG訪問‐教育関連機関やODAサイトの視察を通じた国際理解協力の実践



2025.08.04
2025.08.04
7月26日(土)~8月1日(金)の間、日本の教育関係者10名が、パプアニューギニア(PNG)でJICA教師海外研修(教育行政コース)を実施しました。本研修は、日本の学校教育関係者を対象に、実際に途上国を訪問し、JICAの教育支援や事業を学び、知見を深めることで、学校及び地域で児童・生徒に対する国際理解教育/開発教育を継続的に推進するためのスクールリーダーの能力強化を目的としています。(参考:教師海外研修 | 日本国内での取り組み - JICA)
望月大使への表敬訪問
教育省表敬
一行は、教育省や国際教育メディアセンター、Bomana教員養成校でPNGの教育事情やJICAの教育分野の協力を学んだほか、セントラル州国立ソゲリ高校やJICA海外協力隊が派遣されているソゲリ小学校を訪問し、PNGの教育現場を視察しました。各機関での意見交換では、参加者から日本の教育現場の取り組み等、それぞれの知見や経験を共有しました。また、ポートモレスビー下水処理施設やバルニ廃棄物最終処分場等のJICA事業も視察し、PNGにおけるODA事業について学びを深める機会となりました。
下水処理場の視察
ソゲリ小学校での交流の様子
今後、教育現場で開発教育・国際理解教育に取り組む中核人材として、本研修で培われた経験や教員ネットワークを活用し、各地域の学校教育関係者とともに更なる国際理解教育/国際教育の推進を図ることが期待されます。
教員養成校の視察
JICA事務所での記念撮影
●関連リンク
・2024 JICA教師海外研修(教育行政コース)の実施
・JDS留学生の日本への渡航前壮行会を開催しました!
・パプアニューギニアの選挙管理委員会がJICAの課題別研修に参加!
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