第4回野口英世アフリカ賞の受賞者が発表され、医学研究分野についてはサリム・S・アブドゥル・カリム博士及びカライシャ・アブドゥル・カリム博士(南アフリカ共和国)に対し、医療活動分野についてはギニア虫症撲滅プログラム(カーターセンターとアフリカ関係者のパートナーシップ)に対し、それぞれ授与することが決定しました。
授賞式は岸田文雄内閣総理大臣の主催により、8月28日(日)チュニジアにて午前9時(日本時間17時)に開催されました。式典には、第8回アフリカ開発会議(TICAD8)に出席したアフリカ諸国首脳、TICAD共催者、保健医療関係国際機関の長、野口英世アフリカ賞委員会委員長等が出席しました。
詳しくは、以下の内閣府ホームページをご覧ください。
写真提供:Matthew Henning、Rajesh Jantilal
サリム・S・アブドゥル・カリム博士(南アフリカ・エイズ研究プログラム・センター(CAPRISA)所長)及びカライシャ・アブドゥル・カリム博士(CAPRISA次長)
-南アフリカ共和国-
写真提供:カーターセンター/J. Hahn
ギニア虫症撲滅プログラム
(史上2番目のヒト疾患の撲滅を目的とした、カーターセンター主導の下でのアフリカ関係者とのパートナーシップによる国際的なキャンペーン)
第3回野口英世アフリカ賞の受賞者は、以下のお二人に決定いたしました。
2019年8月に横浜で開催された第7回アフリカ開発会議(TICAD 7)に合わせ、第3回野口英世アフリカ賞授賞式及び記念晩餐会が明治記念館で開催され、野口英世アフリカ賞基金がジャン=ジャック・ムエンベ=タムフム博士(コンゴ民)およびフランシス・ジャーバス・オマスワ博士(ウガンダ)に授与されました。
詳しくは、以下の内閣府ホームページをご覧ください。
写真提供:内閣府
ジャン=ジャック・ムエンベ=タムフム博士(コンゴ民主共和国)
国立生物医学研究所(INRB)所長/キンシャサ大学医学部教授(医学微生物学、ウイルス学)
写真提供:内閣府
フランシス・ジャーバス・オマスワ博士(ウガンダ共和国)
グローバルヘルスと社会変革のためのアフリカセンター(ACHEST)所長
写真提供:野口英世記念会
野口英世博士は、幾多の障害を乗り越え、天性の忍耐力で世界的に名声を上げた日本が世界に誇る医学者です。博士は晩年ガーナに渡り、黄熱病の研究に身を捧げる途中で黄熱病のため、1928年、51歳で亡くなりました。
我が国政府は、2006年5月の小泉総理(当時)のアフリカ訪問をきっかけに、こうした野口英世博士の功績に改めて光を当て、国籍を問わず、アフリカの医学研究や医療活動の分野で卓越した業績をあげた方々を表彰する「野口英世アフリカ賞(内閣府ホームページ)」を創設しました。
New!感染症の蔓延に現れている通り、アフリカの保健・医療は、野口英世博士の死後80年を経た今も当時に劣らぬ惨状が続いています。この想像を絶する困難を乗り越えるには、忍耐と勇気を体現した野口英世の精神が求められています。この精神を世界に広めることが、「野口英世アフリカ賞」の理念です。
この「野口英世アフリカ賞」の趣旨に対しご理解とご賛同を頂きますとともに、本賞が末永くアフリカと世界に対し野口英世の精神を伝導する灯火であり続けますよう皆様からのご協力、ご支援をお願い申し上げます。皆様からのご支援は、賞金の原資に加えられ、アフリカ開発会議(TICAD)(外務省ホームページ)の開催に合わせて、受賞者に授与されます。
※JICAは、「野口英世アフリカ賞基金」の口座管理業務を行っています。
野口英世の業績・人生
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