JICA専門家のカリブ奮闘記

カリブ地域全体をカバーする総合防災政策のJICA個別専門家の中村隼人さんがバルバドスに赴任。日本ではあまり知られていないバルバドスでの中村さんの業務や暮らしを通して見つめたカリブ地域を紹介します。

中村専門家のプロフィール

中村隼人(なかむら・はやと)

【画像】カリブ災害緊急管理機関(CDEMA)総合防災政策アドバイザー(JICA個別専門家)

日・英の大学院(開発/法律)卒業後、本邦の防災情報のコンサルティングを専門とするNPO、国連の本邦ベースの防災協力事業、東ティモール国立オンブズマン事務所専門家(スペイン国際協力開発庁AECID派遣)を経て、2011年よりJICAフィリピン事務所企画調査員(防災/災害リスク削減)を延べ6年勤め上げる。その後2017年、JICAミャンマー事務所企画調査員(防災/環境/メディア、及び広報担当)を経て、2021年より現職。国連勤務時代の2009年に、JICAと国連の協力のもと、JICA兵庫(当時)の「災害に強い学校」研修のコースリーダーを担当したのが、はじめてのJICAとの関わり。大学院時代の研究対象の一つがグァテマラ(先住民族の土地利用と開発)だったため、バルバドスへの赴任が久々の中米・カリブ地域の業務。

佐賀県生まれの東京都(郊外-南多摩地域)育ち。2017年9月より名古屋工業大学高度防災工学研究センター客員准教授拝命。