ボランティア

タンザニアのボランティア事業

1967年3月に、アフリカでは二番目の国として、タンザニアへのボランティア派遣が開始されました。それから半世紀以上経った2020年12月現在まで、合計約1,700人を派遣しています。

タンザニアにおけるボランティア事業は、「持続可能な経済成長と貧困削減に向けた経済・社会開発の促進」を基本方針に(1)経済成長のけん引セクターの育成、(2)経済開発・社会開発を支えるインフラ開発、(3)ガバナンス・行政サービスの向上の3つの援助重点分野に沿って取り組まれています。

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ボランティアの派遣地は、タンザニア最大の都市ダルエスサラームをはじめ、内陸部のモロゴロ、イリンガ、首都であるドドマ、インド洋沿岸地域のバガモヨ、その対岸にあるザンジバル、ケニアと国境を接するアフリカ最高峰キリマンジャロの麓に位置するモシやシハ、アフリカ最大のビクトリア湖沿岸のムワンザ、南西部高原地域のムベヤ、ソンゲア、モザンビーク国境付近のムトワラやマサシなどの様々な地域で草の根レベルの活動を幅広く展開してきました。

タンザニアの村落部では、断水、停電が頻発する日々ですが(そもそも水道・電線が整備されていない地域も多いのです)、多くのボランティアがタンザニアの国語であるスワヒリ語を駆使しつつ、人懐っこいタンザニアの人々と共に、日々地域の発展のために活動を続けてきました。

各分野に沿ったボランティアの職種は大きく次のように分けられます。

隊員からの「ボランティア通信」

タンザニア協力隊事業リンク