ウズベキスタンのシルクフォーラムで群馬・長野両県の企業が登壇!

現地メディアも注目! JICA2プロジェクトが連携して蚕糸技術を発表!

2023年1月10日

左から6人目が「新増澤工業株式会社」星野社長、左から4人目が「日本蚕糸絹業開発協同組合」小林事務局長

国際協力機構(JICA)は2022年から、「養蚕能力強化プロジェクト」(個別専門家派遣)や「高品質シルク生産のための案件化調査」(中小企業・SDGsビジネス支援事業)を通じてウズベキスタンの養蚕および絹産業セクターの開発を支援しています。

   
「高品質シルク生産のための案件化調査」を実施中の代表提案法人「日本蚕糸絹業開発協同組合」(群馬県)と共同提案法人の「新増澤工業株式会社」(長野県)が、2022年11月25 日-12 月9日の日程でウズベキスタン(以下ウ国)に第3回の渡航を行い、12月7日に首都タシケントの会場で、ウ国国家絹産業協会主催による「シルクフォーラム」に登壇しました。

    
フォーラムでは、「養蚕能力強化プロジェクト」の山田専門家から、ウ国における養蚕技術の改善に向けた提言がなされ、蚕糸機械・器具製造販売会社の新増澤工業株式会社星野社長からは、高品質な生糸生産に強い日本の蚕糸機械の利点が紹介されました。日本蚕糸絹業開発協同組合の小林事務局長は、国際市場におけるウ国産絹織物の潜在的な競争力の高さと、日ウ両国における協力の可能性について発表しました。ウ国の様々な地域の生糸生産者から日本の技術に高い関心が寄せられました。

    
フォーラムの様子は現地メディアに取り上げられ、星野社長や小林事務局長が取材に答える様子が映像として流れました。フォーラム終了後は商談会が開催され、フォーラム参加者が商談に花を咲かせました。JICAはこれからも地域と連携してウズベキスタンの養蚕を支援していきます!