jica 独立行政法人 国際協力機構 jica 独立行政法人 国際協力機構

S(社会)への取組

JICA事業での人権への取り組み

人間の安全保障とは恐怖からの自由、欠乏からの自由、そして尊厳を持って生きる自由を組み合わせた概念であり、人権の概念とも相互に補完し合うものです。
JICAは人間の安全保障の考え方を事業に反映することで、開発途上国における人権の保障を目指します。
JICAはサステナビリティ方針の「社会」の柱として、基本的人権を尊重することを明示しています。日本政府が1979年に批准した国際人権規約である「経済的、社会的および文化的権利に関する国際規約(社会権規約)」と「市民的および政治的権利に関する国際規約(自由権規約)」に挙げられた人権を尊重し、JICAは開発協力事業を通じて開発途上国における人権の保障に関するさまざまな取り組みを行っています。

公共調達における人権尊重やハラスメント防止について

公共調達における人権配慮についての政府方針に基づき、JICAはお願いを公表しています。 
また、各種ハラスメントの防止と禁止を徹底しています。詳細はリンクからご覧ください。

ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)

JICAは、ジェンダー平等を含むダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンを推進しています。女性や女児のエンパワメント、また社会保障制度の支援により、高齢者、子どもや障害者等の包摂などを推進し、人々の意識・行動を変えることで、平等で公正な社会の実現を目指します。

人財戦略

世界中で事業を展開するJICAが、そうした課題の解決に向けて継続的に価値を創出・提供し、ビジョンに掲げる「信頼で世界をつなぐ」組織であるためには、国内外の様々なパートナーとの間に、一人ひとり、人同士の信頼関係を構築することが基盤となります。JICAで働く全員が、まさに組織の基盤を担う「人財」です。こうした認識の下、試行錯誤を重ねながら、更なる人的資本の強化に取り組んでいます。