田中理事長がリベリアのサーリーフ大統領と会談

田中明彦JICA理事長は、8月28日、リベリアのエレン・ジョンソン・サーリーフ大統領と都内で会談しました。

冒頭、田中理事長は、エボラ出血熱流行への対応と復興に向けた取り組みにおけるサーリーフ大統領のリーダーシップに敬意を表しました。また、エボラ出血熱流行により中断した2件の無償資金協力「モンロビア首都圏ソマリアドライブ復旧計画」、「モンロビア市電力復旧計画」の迅速な再開を目指すことを伝えました。

サーリーフ大統領は、ソマリアドライブは内陸の物流を担う重要な幹線道路であるとしつつ、早期の完工への期待を表明しました。また、医師や看護師といった保健人材の不足が課題であり、研修による人材育成等の支援をお願いしたいと述べました。

田中理事長から、保健システム強化とインフラ（特に道路）整備は重要な課題であり、ご要望について検討していきたいとしたうえで、「モンロビア首都圏ソマリアドライブ復旧計画」について、エボラ出血熱流行期間中の資機材の良好な維持管理に対する感謝を伝えました。

最後に田中理事長から、日頃のJICAリベリアフィールドオフィスへの支援に対する感謝が述べられました。