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【開発教育】えりも中学校の皆さんがセンター訪問に来てくれました!

2021.12.08

ワークショップ「難民のかばん」で難民について学ぶ

10月15日(金)、えりも町立えりも中学校1年生の皆さんがJICA北海道センター(帯広)を訪問してくれました。

国際協力に関する講話では、JICA海外協力隊として中東のシリアで活動した経験のある古川専門嘱託から、シリアの国や文化の紹介がありました。未だ戦争が続くシリアでは、突然住み慣れた町を追われ「難民・国内避難民」となった人がたくさんいます。では、「難民」になるということはどういうことなのか?生徒の皆さんは3~4名のグループをつくり、グループのメンバーを1つの家族に見立て、いざ逃げなければならなくなったその時に何を持っていくかを考えました。「難民」の疑似体験をすることで、彼らの状況や気持ちについて、より具体的なイメージをもって考えていただくことができました。

「シリアの戦争が終わったら、再度シリアに行き復興の手伝いをするのが夢」と語る古川専門嘱託は、「若い皆さんは、可能性のかたまり。こうなりたい!という目標をもって今から動き出せば、大抵のものにはなれる。まずは自分を幸せに、次に隣の人を幸せに、そしてその周りの人を幸せに、という気持ちと行動力をもって生きていってほしい」と生徒の皆さんに話しました。

またJICA北海道センター(帯広)の施設見学の時間では、展示コーナー「おびるっく」「ギャラリー展」で開催中のファッションに関する展示や、図書資料室「おびぶっく」の見学を行いました。図書資料室には英語で書かれた本や見たことのない民芸品、各国のお金などがあり、生徒の皆さんは興味津々。普段はなかなか意識することの少ない、発展途上国の国々に思いを馳せていただけたのではないでしょうか。

えりも中学校の皆さん、またいつでも遊びに来てくださいね!

えりも中学校1年生の皆さん

ワークショップ「難民のかばん」

展示スペース「おびるっく」にて

図書資料室「おびぶっく」にて

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