【開発教育】JICA研修員が帯広市立啓北小学校を訪問しました
2023.06.19
様々な国の文化を学んだ学校訪問になりました
2023年6月1日、JICA北海道センター（帯広）で研修に参加中のスリランカやキューバなどのJICA研修員（計9か国、10名）が帯広市立啓北小学校を訪問し、3年生の児童65名と交流しました。
研修員は、交流を心待ちにしていた児童に歓迎のダンスで迎えられ、温かい雰囲気で歓迎会がスタート。研修員は練習した日本語で児童に自己紹介したのち、アイスブレイクとして皆で玉入れを楽しみました。1～2回目は児童VS研修員、3回目は研修員も児童のチームに入って対戦。籠に入った玉の数を研修員と一緒に英語で数えたり、チームが勝てば皆でハイタッチやハグなどして盛り上がったりするなど、自然な触れ合いが生まれていました。
後半は研修員が10のブースに分かれて児童に国紹介をしました。児童は制限時間内に計4回、興味のある国のブースを回り、地図帳で研修員の出身国を探したり、サインをもらったり、国の挨拶表現や食などを教えてもらったりしながら、様々な国の文化を学びました。
最後は児童による帯広自慢が行われました。児童はこの日のために一生懸命練習した英語で「帯広は、おいしいお菓子屋さんやアイスクリーム店が沢山ある」、「夏は大きな花火大会、冬は氷まつりが開催される」など写真を見せながら帯広の見どころをたっぷり紹介してくれました。
今回の交流で、児童は研修員の国の文化を身近に感じつつ、コミュニケーションをとる方法は言葉だけではないことを実感できたようです。
研修員は、「児童が意欲的に関わり、学ぼうとする姿勢に感動した。学校訪問は研修コースの内容に直接関連していないように見えるかもしれないが、様々な国籍を持つ者同士が交流することで非常に重要な学びがある。ぜひ、今後も続けてもらいたい」と感想を話してくれました。
啓北小学校の皆さん、ありがとうございました！
※研修コース：
（課題別）「戦略的マネジメント・マーケティングによる持続的地場産業振興コース」
研修員の皆さんを踊りで歓迎！
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