【開発教育】JICA研修員が帯広市立明和小学校を訪問しました

2023.07.03

国を越え、帯広でつながる心の交流

2023年6月16日(金)に、フィリピン、ジョージア、エチオピア、タンザニアから来日している研修員4名が帯広市立明和小学校を訪問し、4年生44名と交流授業を行いました。
JICA北海道センター(帯広)と明和小学校とは2km弱の距離で、研修員たちは徒歩で学校へ向かいました。

到着してご挨拶を済ませたら、教室前の多目的スペースにて交流授業がスタート!
自己紹介をした後に、アイスブレイクとして全員で「じゃんけん列車」を行いました。みんなでじゃんけんをしながら連なっていき、すぐに打ち解けた様子でした。

その後、各クラスの教室に入り研修員がそれぞれ自分の国について紹介しました。
みんなで各国の挨拶を練習したり、地図を使ってそれぞれの母国の位置を確かめたりしました。児童の中には、エチオピアやジョージアの挨拶を覚えるために手に油性ペンでメモをしている人もいて、それに気付いた研修員はとても喜んでいました。
また、児童が持っている地図に研修員が母国の場所を記す場面では、「アシュラさん(タンザニア出身)に〇つけてもらった!」などと嬉しそうに話していました。
ジョージアのイーアさんの国紹介では、ジョージアの料理を見た児童から「おいしそう、今すぐ食べたい!」と声があがり、教室は笑いに包まれました。
また、フィリピンのアランさんは自分のスライドに全て日本語訳をつけてくれていて、「わざわざ訳をつけてくれて、本当に親切・・・」と先生も感動していました。

1時間半の交流時間はあっという間に終わりを迎え、全員で記念撮影をして交流授業を終えました。
最後に研修員が学校を出るところまで、ずっと追いかけてきてくれていた児童たちの姿に、研修員は心を打たれた様子でした。

明和小学校4年生の皆さん、ありがとうございました!

※参加研修コース
持続的農業生産のための土壌診断と土壌改良技術

研修員みんなで歩いて学校へ向かいました

研修員みんなで歩いて学校へ向かいました

白熱したじゃんけん列車の様子

白熱したじゃんけん列車の様子

国旗や地図を使って自分の国を紹介しました

国旗や地図を使って自分の国を紹介しました

双方の心に残る交流になりました

双方の心に残る交流になりました

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