【地域交流事業】JICA研修員が森の書道体験に参加しました

2023.07.04

日本の伝統文化・書道の世界を体験!

2023年6月17日(土)、JICA北海道センター(帯広)で土壌改良技術や、灌漑施設の維持・運営管理などの研修を受けているスリランカやジョージア、カザフスタン、タンザニアなど、様々な国からの研修員(計23名)が、森の交流館・十勝で開催された「森の書道体験」に参加しました。

森の書道体験は、外国人に日本文化に触れてもらう機会の一つとして、年1回、森の交流館・十勝で開催される文化イベント。

研修員は、講師から書道の毛筆の種類、すずり、墨汁など、道具の説明を受けたり、漢字やひらがな、カタカナの基本情報を教えられたりしながら書道の基礎を学びました。

実技の時間では、講師のデモンストレーションにならい、毛筆の正しい持ち方を確認したり横線や縦線などの基本の線を練習したりしました。
その後、左払いや右払いなどにも挑戦しましたが、払いはそれぞれの力加減、止めの角度などが難しく、研修員は一つ一つ講師から手ほどきを受けながらコツを掴んでいたようです。

一つの漢字を書く時間では、払いを含む「大」や「人」など、漢字は一文字でも意味を持つこと、二つ合わせると「大人」という単語になるなど、文字の特徴も学びつつ、それぞれが半紙に毛筆を走らせ、漢字を書いていきました。

最後は、この日練習した線がすべて含まれる「花」に挑戦。線のバランスに苦戦しながらも、研修員は楽しみながら書き上げることができました。

研修員から、「もっと書きたかった」、「自分の名前を日本語で書けるようになりたい」など、短い時間ながらも日本の書の表現を楽しく体験し、日本文化への興味、関心をさらに持ってもらえる機会になりました。素敵な体験会に参加させていただきありがとうございました!

※参加研修コース

右払い、左払いに苦戦中

右払い、左払いに苦戦中

「花」を書き上げた、スリランカのミヒリさん

「花」を書き上げた、スリランカのミヒリさん

講師の鈴木先生と記念撮影

講師の鈴木先生と記念撮影

講師の鈴木先生と記念撮影

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