【JICA海外協力隊】網走市と帯広市から3名のJICA海外協力隊が世界へ!

2023.07.26

網走市在住の菅原京子さん(東ティモール派遣/職種:栄養士)と帯広市在住の中田道隆さん(ケニア派遣/職種:土壌肥料)、中村光多さん(ザンビア派遣/職種:野菜栽培)がJICA海外協力隊として派遣されるにあたり、両市を表敬訪問し、今後の活動への抱負を語りました。

【網走発】管理栄養士としての知識と経験を、途上国の方々のために活かしたい

写真左よりJICA北海道(帯広)代表・木全、菅原さん、網走市・水谷市長

網走保健所の管理栄養士の菅原京子さんは、2023年8月より栄養士隊員として東南アジアの東ティモールへ派遣されます。
職場のJICA海外協力隊経験者から協力隊の話を聞く中で、これまで栄養や健康づくりを学び、管理栄養士として勤務した知識と経験を途上国の方々のために活かし、広い視野で公衆栄養を推進したいと参加を志望されました。現地では、首都ディリにて、東ティモール国立大学の保健医療科学部栄養学科の講師として学生向けに講義等を行う予定です。
網走市の水谷洋一市長を訪問した菅原さんは「協力隊になることを夢見て準備に励んできた。東ティモールはこれまでの経験を一番活かせると思う。現地の人と一緒に成長しながら、公衆栄養の発展に貢献したい。」と意気込みを語りました。

【帯広発】これまで学んだ経験をケニアの馬鈴薯生産地で土壌分析

写真左より帯広市・池原副市長、中田さん、中村さん、JICA木全

中田道隆さんは、2023年7月下旬より土壌肥料の隊員としてアフリカのケニアへ派遣されます。
ケニアでは馬鈴薯生産地等で作物の育ちやすい環境づくりを目指して土壌の分析などを行う予定です。帯広畜産大学の大学院ではジャガイモについて研究している中田さん。
「現地では勉強させて頂くことが多いと思いますが、現地の学生さんと同じ目線で、自身が学んだ日本の土壌分析方法やジャガイモの栽培試験方法を精一杯伝え、現地の人と一緒に活動していきたいと思っています。」と表敬先の帯広市役所で抱負を語りました。

【帯広発】野菜栽培の経験を活かしてザンビアの小規模農家を支援

取材を受ける中村さん(左)、中田さん(右)

帯広畜産大学で農業経済を学び、十勝の農家として経験を積んだ中村光多さんは、2023年7月中旬にアフリカのザンビアへ派遣されます。ザンビアでは農業の研修センターで小規模農民を対象に有機栽培や付加価値を付けた農作物の販売等を指導します。
「ザンビアでは人々の栄養不足が課題であり、それらを解消できるような野菜の栽培も試みたい。アフリカの農業を現地の人と一緒に考え、ザンビアと日本の友好のかけ橋になれるよう頑張りたい。」と帯広市役所にて抱負を語ってくれました。
表敬先の帯広市池原佳一副市長からは「身体に気をつけながらアフリカの農業を支援するという目的の実現に向けて頑張って、国際貢献に繋げてほしい。そして、帰国後の各々の活躍を大いに期待している。」と激励の言葉を頂きました。

菅原さん、中田さん、中村さん、気をつけていってらっしゃい!
現地からのレポートをお待ちしています。


中田さん、中村さんの表敬訪問の様子はこちらからもご確認頂けます。(外部サイトにつながります。)

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