【イベント】大学生インターンによるとかちプラザ「まちなかJICA体験」レポート

2023.09.14

とかちプラザにJICAブースを展示しました

大学生インターンの草場・山口です。
2023年9月2日(土)に、十勝の食の祭典「とかちマルシェ」と同時開催された「第25回プラザまつり」にて、JICA北海道センター(帯広)が出展した「まちなかJICA体験」と「元JICA協力隊によるアフリカ布を使ったワークショップ」のサポートを行いました。

まず、「まちなかJICA体験」では、JICAの職員やJICA海外協力隊員が世界各地で撮影した動画をVRで見ることができる体験コーナーのほか、JICA北海道センター(帯広)のレストラン「おびくっく」で提供するフォー(ベトナムの麺料理)やグリーンカレーなどの食品サンプル、JICA北海道(帯広)でも展示されている世界各地のSDGs達成目標を目視できる模型、「道産子JICA海外協力隊員が見てきたアフリカ ~Fureru Photo展~」と題したパネルの展示などを行いました。
その中でも、VR体験コーナーが好評で、体験した来場者が360°上下と見る方向を変え、歓声を上げている様子が伺えました。このほかにも来場者からは、「食品サンプルが美味しそうだった。実際に行って食べてみたい。」などの感想をいただきました。
JICA北海道(帯広)を訪れたことがある方、「おびくっく」で食事をしたことがある方のみならず、これまでJICAについて知らなかった方やJICAの名前を知っていても実際に何の仕事をしているのか知らなかった方にも多くお越しいただき、「JICAについて多くの方に存在を示してほしい。」という激励もいただきました。

食品サンプルの展示

食品サンプルの展示

VR体験の様子

VR体験の様子

「元JICA協力隊によるアフリカ布を使ったワークショップ」では、JICA海外協力隊として2019~2021年の間、アフリカのウガンダに派遣されていた曽根裕恵さんによる、アフリカ布を使ったワークショップをお手伝いしました。
曽根さんは、ウガンダではかまどの普及や現地にある材料で作られたバスケットの販路拡大の活動をされていました。今回のワークショップでは、曽根さんが現地から持ってきたアフリカの布でタンブラーを作ったり、ピアス・イヤリングを作ったりしていました。
たくさんの方にご来場いただきましたが、その中でも印象に残った二名をご紹介します。
高校一年生の男の子は、将来JICA海外協力隊を目指しているそうです。またアフリカに興味があり、アフリカ地域のゼミを受講し、アフリカにも行きたいとのことで、今回訪れた理由も曽根さんのアフリカの布が目的であったそうです。実際にアフリカの布に触れてみて、作ってみてとても楽しそうにしていました。
もう一人の来場者は、お子さんがお母さんへのプレゼントとしてピアスを作っていて、アフリカの生地に触れる機会が初めてであったようで、楽しんで作っているのが印象的でした。どの来場者も笑顔で取り組んでいてとてもうれしく感じました。

多くの来場者が楽しんで創作してアフリカ地域のことを少しでも知っていただく機会となりました。今後、ホームページやFacebook等の発信に加えて、こうした地域の方々に気軽にご参加いただけるイベントを通して、もっとJICAのことを知っていただく機会を一層作っていく必要があることを再確認しました。

アフリカ布でタンブラー作りに挑戦!

アフリカ布を使ったタンブラー作りに挑戦!

ピアスを作っている様子

ピアスを作っている様子

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