【開発教育】JICA研修員が帯広北高等学校を訪問しました
2023.10.19
2023.10.19
2023年10月4日(水)に、「戦略的マネジメント・マーケティングによる持続的地場産業振興(B)」の研修に参加している研修員9名が、帯広北高等学校を訪問しました。
9名は、アゼルバイジャン、カンボジア、コートジボワール、コソボ、ミャンマー、フィリピン(2名)、ベトナム、ペルーからそれぞれ来日しました。プログラム初めの学校案内では、校舎内だけでなく帯広北高校の代名詞であるサッカー部のグラウンドまでご案内いただきました。
美しく整備されたサッカー場を見た研修員はサッカーボールを蹴る真似をしたり、記念撮影をしたりしていました。また、グラウンドだけでなく寮も併設されていて、整った設備に驚いている研修員もいました。
その後は、各クラスの授業の様子を見学しました。どのクラスも快く見学を歓迎してくださり、研修員は教科書やノートをのぞき込んだり、生徒に質問をしたりして授業の様子を興味深く見学していました。
次に、吹奏楽部による演奏とチアリーディング部による演技披露で歓迎会をしてくれました。
迫力のある音楽に合わせた名門チアリーディング部の演技は圧巻で、研修員たちはとても感激していました。
その後、いよいよ交流授業がスタート。生徒達は9グループに分かれ、まずは出身国当てクイズを行いました。
生徒からの質問に対し、研修員は「Yes or No」で答えるこのクイズは、両者にとってなかなか難しかったようで、途中でヒントをたくさん伝えたり、思わず答えを言ってしまったりというハプニングも起きていました。
研修員の出身国がわかった後は、研修員が写真を見せながら自国紹介スピーチを行いました。
特に、食事に関するスピーチはどのチームも盛り上がっていて、フィリピンのシチューを紹介していた際に「食べたい!」「おいしそう!」などの声があがっていました。
スピーチで各国について知った後は、日本の文化体験として、福笑い、けん玉、箸を使った豆運びなどを生徒の皆さんから教えてもらいました。
けん玉が想像以上に難しく苦戦している研修員に対し、生徒の皆さんが周りに集まって応援をしてくれて、成功した際には拍手と歓声があがるなど、短い時間ながらも団結した様子も見られました。
最後に全員で記念撮影。グループで仲を深めた生徒と研修員はハグでお別れをするなど、お互いにとってかけがえのない出会いになったようでした。
帯広北高校の皆さん、ありがとうございました!
当日の日本の文化体験の様子をJICA北海道センター(帯広)Facebookに掲載しています。
https://www.facebook.com/jicahokkaido.obihiro
グラウンドで記念撮影をするミャンマーのゾーさんとカンボジアのソクさん
吹奏楽部とチアリーディング部が圧巻のパフォーマンスを披露してくれました!
フィリピンのコーさんがけん玉を成功させている様子
別れを惜しむ生徒とコソボのニャズィさん
全員で記念撮影!
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