【開発教育】新得町立新得中学校の3年生が来訪しました

2023.10.20

世界の課題を体感しながら学びました

2023年10月13日(金)、新得町立新得中学校の3年生27名がJICA北海道センター(帯広)に来館し、体験型ワークショップや館内見学を通じ、世界で起きている課題や文化に触れました。

世界をかけめぐったインターネット民話「世界がもし100人の村だったら」を生徒の人数に合わせてアレンジした参加型のワークショップでは、生徒は、世界の人口推移や大陸ごとの人口密度についてグループを作りながら体感。更にグラフ資料を見ながら、「なぜ、日本はお年寄りが多く子どもの数が少ないのに、アフリカでは子どもの数が多くお年寄りが少ないのか」、「人口密度による住みやすさの変化」などについて学びました。
また、世界の言葉の種類や話者数、更に文字が読めない場合の生活の課題などにも触れ、生徒から「日本は15歳以上の識字率が100%に近いのに対し、世界には30%に満たない国もあることを知った。日本は恵まれていると改めて感じた」、「世界には1日300円未満で生活している人が沢山いることがわかり驚いた」などの感想が寄せられました。

午後は館内探検の時間で、世界各国の民族衣装や世界のVR映像、ギャラリー展や図書資料室などを見学し、世界の衣食住文化を体験しながら楽しく学びました。特に、様々な国の自然や動物が見られるVR映像を見た生徒からは、感動の声が上がっていました。

生徒の皆さんにとって、世界の課題に関心を持ち、原因や解決策を考える機会になっていたら嬉しいです。

新得中学校3年生の皆さん、ありがとうございました!

ワークショップ「世界がもし100人の村だったら」にて、大陸ごとの人口密度を体感!

ワークショップ「世界がもし100人の村だったら」にて、大陸ごとの人口密度を体感!

VR映像体験コーナーで、日本では見ることができない動物を発見!

VR映像体験コーナーで、十勝では見ることができない動物を発見!

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