【開発教育】2023年度「おびひろ市民学」で市内中学生1,396名が来館!

2023.10.26

帯広市がふるさと教育の一環として、全小中学校を対象に、地元の自然環境、歴史、文化、地域との関わりを学ぶ目的で、2020年度より実施している「おびひろ市民学」。
今年度も、JICA北海道センター(帯広)には、市内全中学校14校(義務教育学校含む)から計1,396名が来館し、SDGsをテーマに、十勝と世界の繋がりについて学びました。

キルギス人スタッフや来日中の研修員と交流

今年度の最終回となる10月19日(木)には、帯広第五中学校の生徒106名が来てくれました。
当日の午前グループは、JICAキルギス事務所の現地スタッフで、当センターでOJT(職場内研修)中のアレレーコバ・スベトラーナ職員が参加。キルギスの紹介や民族衣装のことなどを流暢な日本語で説明しました。
また、午後グループは来日したばかりの「小学校理科教育の質的向上」コース短期研修員とご挨拶が出来ました!
生徒から積極的に話しかける場面もあり、思い出に残る時間になったのではないでしょうか。
熱心にメモを取ったり、積極的に質問したりするなど、意欲的に学んでくれた帯広第五中学校の皆さんからは、「JICAは様々な国と深い関わりを持ちながら仕事をしていることがわかった」、「SDGsの達成状況は国によって大きく異なることを知り、驚いた」など様々な感想が聞かれました。

おびひろ市民学のプログラム「JICAの国際協力と帯広市の繋がり」では、市の国際交流施設「森の交流館・十勝」の多目的ホールにて、JICA海外協力隊経験者の当センター職員が活動国のセネガルやスリランカ、トンガのお話を交えながら解説。
後半は小グループに分かれて、当センターの見学やSDGsワークショップを通して「十勝から世界への取り組み」について知ってもらったり、意見を述べてもらったりしました。

帯広市立第五中学校の皆さん、ご来訪ありがとうございました!

スベトラーナ職員から、キルギスについて教えてもらいました

スベトラーナ職員から、キルギスについて教えてもらいました

来日直後の研修員とご挨拶

来日直後の研修員とご挨拶

SDGsについて学びを深めました

SDGsについて学びを深めました

「おびひろ市民学」でつながる地域と世界

今年度に実施した各回を振り返ると、話を興味深く聞いていた生徒、初めて見る世界の民族衣装に大興奮の生徒、SDGsのワークショップでユニークな発想を発言してくれた生徒などさまざまで、世界に関する関心事を一つでも見つけてくれていたようでした。

おびひろ市民学をきっかけに、国際協力や私たちが暮らす帯広市について、より興味・関心を持って頂けたら嬉しいです。


帯広市内の中学生の皆さん、来年度もJICA北海道センター(帯広)にてお会いできるのを楽しみにしています!

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