【開催報告】多文化共生イベント「JICAfe(ジャイカフェ)2023 in なかしべつ」

2023.11.17

中標津からつながる、ひろがる、多文化共生の輪! JICAfeイベントに321名が参加!

2023年11月3日(金・祝)、JICA北海道センター(帯広)/釧路デスクでは、昨年に続き、中標津町総合文化会館「しるべっと」で、多文化共生社会の推進を目的としたイベント「JICAfe 2023 in なかしべつ」を実施しました。
本イベントは、中標津町の「しるべっとまつり」とコラボ開催したものであり、同町及び札幌出入国在留管理局釧路港出張所との3者共催に加え、岩谷学園ひがし北海道日本語学校、一般財団法人中標津町文化スポーツ振興財団、公益社団法人北海道国際交流・協力総合センター(HIECC)のご協力を得て、町内外から321名(日本人279名、外国人42名)の参加者にお越しいただきました。

当日は、同町地域おこし協力隊のルエンさんによるベトナムの伝統的な遊び体験やベトナムのお正月文化紹介、岩谷学園ひがし北海道日本語学校の留学生(バングラデシュ、スリランカ、ミャンマー、モンゴル)らによる自国の文化や言葉の紹介、民族衣装試着体験、アフリカルタ塗り絵体験(※)などの多文化体験ブース、JICA海外協力隊パネル展及び体験談、町内在住外国人による写真コンテスト「#わたしのなかしべつ」受賞作品展示、札幌出入国在留管理局釧路港出張所による市内在住外国人を対象とした無料相談会など、盛り沢山の内容となりました。 
※アフリカの自然、生活、課題などについて、遊びを通して肌で感じてもらえるカルタ。

アンケートでは、9割以上の方から本イベント参加を通じて多文化共生への意識が高まったとの回答をいただきました。
多文化共生への互いの理解をさらに促進し、日本人参加者や外国人参加者が一緒に多文化共生社会を推進していくきっかけとなりました。

多文化体験ブースの様子

多文化体験ブースの様子

岩谷学園ひがし北海道日本語学校ブースの様子

岩谷学園ひがし北海道日本語学校ブースの様子

参加した日本人からの声

●「留学生のみんなが中標津町にいて勉強している姿に感銘を受けています。」

●「ミャンマーのクイズをしてもらい、ミャンマーの文字で名前を書いてもらってとても感激しました。」

●「スリランカ語のクイズやあいさつ、字を教えてもらえたことがとてもよかったです。」、「他国の人達とお話ができて、嬉しかったです。町で見かけた時も、話かけてみます。」

参加した留学生からの声

●「自分の国の話をきいてもらってうれしかったです。」

●「お客さまがたくさんきてくれました。」

●「いろんな人と日本語で話せたからうれしかったです。」、「たくさん質問があってたいへんでした。私の国をしりたいのかなと思いました。」

●「練習して説明しました。たのしかったです。」


本イベントは中標津町、札幌出入国在留管理局釧路港出張所をはじめ、岩谷学園ひがし北海道日本語学校、一般財団法人中標津町文化スポーツ振興財団、公益社団法人北海道国際交流・協力総合センター(HIECC)のご協力を得て、この場を創ることができました。
JICAでは、今後も様々な機関や団体と協力し、地域の外国人材受入支援や多文化共生社会の推進に取り組んでいきます。ぜひ次回のイベントでお会いしましょう。(今後のイベント予定については、JICA北海道センター(帯広)ホームページのイベント情報をご覧ください)

\SNSでシェア!/

  • X (Twitter)
  • linkedIn
一覧ページへ