【開催報告】JICAfeリレー型オンラインサロン第4弾【中標津町】地方創生×多文化共生×外国人財誘致 編

2023.11.22

外国人と町民を繋ぎ、より住みやすい地域にするために

2023年10月13日(金)、「JICAfe2023リレー型オンラインサロン」第4弾【中標津町】地方創生×多文化共生×外国人財誘致 編『中標津町が推進する多文化共生・外国人財誘致推進事業プロジェクトの現場から』を開催し、10名(5都道府県)の方々に参加をいただきました。

「JICAfe2023リレー型オンラインサロン」では、北海道の釧路・根室地域を舞台に【地方創生×多文化共生】の最前線で活躍している外国人、地方自治体、地元町内会、外国人材受入期間、JICA海外協力隊経験者の皆さんにスポットを当て、そのストーリーをリレー型オンラインサロンとしてお届けしています。

第4弾では根室地域の中標津町の多文化共生の取組についてスポットを当て、多文化共生事業を担当する中標津町経済部経済振興課の神原主幹、中標津町地域おこし協力隊のルエン隊員(ベトナム出身)から町の取組現場のお話を伺いました。神原主幹からは、町の外国人在住状況や定着支援策、2023年から開始した「外国人財誘致推進事業」について事例報告をしていただきました。「外国人財誘致推進事業」は、海外の留学・研修・就労等の送出機関や教育機関に対し、タウンセールスを実施し、中標津町の認知度を高め外国人材を誘致し、地域の活性化と国際化を図ることを目的とした事業でJICA北海道(帯広)でも側面支援を行っています。また、ルエン隊員が中心となり、町で暮らす外国人と町民の交流、外国人定着支援に関する様々な活動の様子をお話いただきました。

当日、ご参加をいただいた方からは、「神原主幹の地域おこし協力隊への期待がうかがえたこと、青年海外協力隊との共通点がみえたことが特に良かった」、「本日お伺いした中標津町の取り組みが、これまで私が学んだ地方自治体が実施している多文化共生の事例の中で一番興味深かった。特にルエンさんのお話を聞き、外国人と町民を繋ぎより住みやすい地域になるためのイベントを企画されていて、日々試行錯誤し努力されている姿勢が生き生きと伝わってきた。ルエンさんのような外国人の地域おこし協力隊の活動とそれに対する役場のサポート、留学生や実習生本人から選ばれる地域であるためのハード・ソフト面でのアプローチ、また関係人口としての交流を促進していくというマインドなど多くの学びがありました」といったコメントをいただきました。ご参加いただいた皆さん、どうもありがとうございました。

イベントの様子

イベントの様子

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