【地域交流事業】JICA研修員が国際交流ボランティアセミナーに参加しました

2023.12.11

十勝の特産品や風物詩を学んだ研修員

2023年11月19日(日)、JICA北海道センター(帯広)で「アジア地域 フードバリューチェーン構築による地域アグリビジネス振興」の研修を受けている、カンボジアやインド、ベトナムなどの国からの研修員9名が、森の交流館・十勝で開催された「第1回 国際交流ボランティアセミナー 英語で十勝を紹介しよう(主催:十勝インターナショナル協会)」に参加し、地元の人々とコミュニケーションを楽しみながら、十勝の特産品や観光名所を学びました。

全国通訳案内士やネイチャーガイドとして活躍される手塚睦氏が講師を務めた本セミナーは、日本人参加者が十勝について英語で紹介するノウハウを学ぶもの。
5つに分かれた参加者のグループに研修員が2人ずつ入り、参加者は日ごろの英語学習で得たスキルを使いながら、研修員に十勝の食や見どころスポットを紹介。
大判焼きやまんじゅうなどのスイーツ、白樺並木やガーデン各所で四季の移ろいが楽しめる場所など、様々な十勝の魅力が挙げられました。
参加者の中には、研修員が視察で訪れたスポットを紹介する参加者も。思わぬ共通点を見つけて会話に花が咲いた場面もありました。
人気の大判焼きの説明を聞いた研修員のハーさん(ベトナム)は、「ベトナムには、大判焼きに少し似た月餅(バイン・チュン・トゥ)という、緑豆の餡やゴマが入ったお菓子があり、豚肉などの塩味のある具を使うケースも多くある」と教えてくれました。
食事制限やアレルギーを持つ方に配慮した紹介方法も学び、参加者はイスラム教やヒンドゥー教など様々な宗教を信仰する研修員の食事制限についても理解を深めました。
最後は研修員が、一番わかりやすく説明してくれた参加者を各グループで指名し、全体に発表。終始和やかな雰囲気でイベントを終えました。

多くの研修員が、地元の方々と直接、近い距離でお話できたことがうれしかったようで、それぞれが有意義な時間を過ごしていました。

イベント運営の皆さま、受講者の皆さま、ありがとうございました!

※参加研修コース
〇アジア地域 フードバリューチェーン構築による地域アグリビジネス振興

セミナーの様子

セミナーの様子

セミナーの様子

セミナーの様子

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