【開発教育】北見工業大学大学院のJICA長期研修員が興部高校を訪問しました

2023.12.18

エチオピア、ニジェールの話を聞いてアフリカ文化に触れました

2023年11月28日、北見工業大学大学院に留学中のJICA長期研修員スィドさん(ニジェール)とエンドゥさん(エチオピア)がオホーツク管区・興部町の北海道興部高等学校を訪問し、1年生と3年生の生徒(計18名)と交流しました。

交流会スタートは自己紹介タイム。放課後の活動や興部町の魅力を尋ねるカードを使い、生徒一人一人が研修員とコミュニケーションを取りながら趣味や好きな食べ物などの話で盛り上がりました。
アイスブレイクとして行われた豆つかみリレーは、お皿に盛られたアーモンドをお箸で別のお皿に移し速さを競うというルール。更にエチオピアの公用語アムハラ語と、ニジェールの公用語フランス語でアーモンドを数えるアレンジが加わり、生徒はエンドゥさんとスィドさんに発音を確認しながら楽しくリレーを進めました。

休憩時間は、数名の生徒が進路相談室や音楽室などを案内してくれました。北見工業大学の案内資料を見つけたエンドゥさんとスィドさんは、「進学先は是非自分が所属する研究室に来てほしい」と生徒に猛アピール。

後半は、研修員2人からそれぞれ写真スライドを使った国の文化紹介が行われ、ニジェールとエチオピアの郷土料理や民族衣装、高校生活について詳しく説明してくれました。
最後は、自分がなぜ北見工業大学で勉強することになったのか、将来の目標とともに生徒に熱弁。
短い時間での交流でしたが、生徒にとって未知のアフリカ文化に触れ、様々な国への興味関心が喚起される貴重な機会になっていたようです。

興部高校の皆さん、ありがとうございました!

※研修コース:
SDGsグローバルリーダー(博士)
道路アセットマネジメント(修士)

自国ニジェールの紹介をする研修員のスィドさん

自国ニジェールの紹介をする研修員のスィドさん

エンドゥさんから、アムハラ語での数え方を学ぶ生徒

エンドゥさんから、アムハラ語での数え方を学ぶ生徒

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