【JICA海外協力隊】「釧路グローカルプログラムスタート」高瀬由衣さん（タイ派遣予定）
2024.01.22
2024年1月12日、JICA海外協力隊候補生の高瀬由衣さんが、釧路市の蝦名大也市長を表敬訪問し、今後の活動への抱負を語りました。
釧路市では初のグローカルプログラム実施
「JICA海外協力隊グローカルプログラム（派遣前型）」は、JICA海外協力隊に合格した希望者が、地方自治体や団体、民間企業でのOJT（職場での実務訓練）を通じ、地域の活性化に関する活動をするものです。
釧路市でのグローカルプログラムは、上士幌町に続き、北海道で2例目です。釧路市は、タイからのボランティア受入を通じた観光振興や国際交流・多文化共生に積極的に取り組んでおり、今回のグローカルプログラム受入が実現しました。高瀬さんは3月22日までの約2カ月間、釧路市の観光振興室で活動した後、夏にタイへ赴任する予定です。
グローカルプログラムでの活動への抱負
高瀬さんは、大学時代から国際協力に高い関心を示し、英国の大学院で修士課程を修了しています。ボランティア活動にも積極的に参加しており、NPOのインターンとしてカンボジアに滞在したり、島根県海士町のグループホームや民宿でも活動したりするなど、活動の幅を広げてきました。開発途上国等の現場での活動を望み、JICA海外協力隊への応募に至りました。
表敬訪問の際には、釧路市での滞在は初めてながらも、釧路市の魅力や課題を異なる視点から洗い出し、関係者の声をよく聞いてプロジェクト化したいと意気込みを話していました。趣味はものづくりということで、アイヌ民族の伝統工芸品などに興味をもち、現地の素材を活かしてものづくりにも挑戦してみたいそうです。蝦名市長からは、釧路市で学んだことを釧路市とタイの観光振興にぜひ活かしてほしいと温かいお言葉をいただきました。
市長表敬の後には、早速現地メディアからも取材を受けました。当日放送されたニュースはこちらから。
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JICA北海道センター（帯広）ホームページ、Facebookにて今後も高瀬さんの活動の様子について情報発信していく予定です、どうぞお楽しみに！
【高瀬由衣さんのプロフィール】
出身地 ：埼玉県
派遣先 ：タイ王国ランパーン県
職 種 ：コミュニティ開発
活動内容：体験型観光の広報や民芸品の販路拡大などの観光振興
派遣期間：2024年夏より2年間
市長表敬の様子
取材を受ける高瀬さん
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