【草の根技術協力事業】士幌町の先生・生徒がキルギスでの品評会に参加
2024.01.31
2024.01.31
士幌町と中央アジアの国・キルギスは、共通の特産品であるシーベリー」をきっかけに、2018年から交流を深めています。
2021年11月からはJICA草の根技術協力事業「キルギス国地域におけるフードバリューチェーンを活用した実践的な農業教育プロジェクト」を実施しており、キルギス農業大学附属校(以下、農業技術カレッジ)との連携や実践的な農業学習に関する教師間の技術協力などに力を入れています。
本事業を通じ、これまで北海道士幌高等学校は農業技術カレッジとオンライン会議や相互訪問を通じて、シーベリーを使った商品の共同開発を進めています。
2023年10月には農業技術カレッジから先生と学生が士幌町を訪問しましたが、2024年1月末には、士幌町から先生、生徒(※)を含む5名が現地に足を運び、農業技術カレッジの先生・学生とともに活動を行ってきました。
(※生徒2名の渡航については、一般財団法人自治体国際化協会より助成頂きました。)
今回の渡航の大きな目的は、共同開発商品の試作品である「シーベリーオートミールクッキー」を農業技術カレッジのあるチュイ州の一村一品(OVOP)品評会にて発表をすることでした。
士幌高校の先生方、JICAキルギス事務所の所員に見守られながら、両校生徒がシーベリークッキーについての発表を行い、見事にOVOPブランド商品として証書が授与されました。
今後パッケージの改良などが進む予定で、「シーベリーオートミールクッキー」の完成、そして士幌町とキルギス双方での商品化が楽しみです!
シーベリークッキーの製作風景
シーベリークッキーが完成!
パッケージ化されたクッキー
品評会後に、キルギス農業技術カレッジの皆さんと記念撮影
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