【研修コース】栄養改善を目的とした乳生産のための牛の飼養管理 フォローアップ研修を行いました

2024.02.20

十勝や日本での学びを世界へ

課題別研修「栄養改善を目的とした乳生産のための牛の飼養管理」では、2023年9月から11月までの約2カ月間、北海道帯広市のほか、沖縄県や愛知県を訪問し、各国から来日した研修員は、牛を中心とする家畜動物の適切な管理方法やエサづくり等の技術を学び、牛乳乳製品の栄養価に基づく知識と能力を習得しました。

エサづくりの研修会について報告(Baratさん/ネパール)

エサづくりの研修会について報告(Baratさん/ネパール)

2024年2月13日に、来日研修後のフォローアップを目的とした補完研修をオンラインで開催し、研修員が立案した活動計画の進捗や結果等が報告されました。
研修員8名(参加国:ブータン、フィジー、マダガスカル、ネパール、パキスタン、スリランカ)のほか、お世話になった講師の皆様、関係者の計20名にオンラインでお集まりいただきました。

農家向けの研修会について報告(Norbuさん/ブータン)

農家向けの研修会について報告(Norbuさん/ブータン)

研修員報告では、日本で学んだ乳質検査を自国で挑戦した結果や、農家向けにサイレージ(エサ)作りや乳質向上に関する研修会を開催した報告のほか、イタリアで博士課程に進学したというニュースもあり、研修員それぞれが活躍している様子を聞くことができました。また、活動を進めるうえで直面した課題等について、講師の方々からアドバイスももらうことができ、彼らの今度の活動をますます後押しする時間となりました。

最後に研修員を代表してNorbuさん(ブータン)から、関係者の皆様への感謝と今後もこの関係を続けていきたいとのメッセージがありました。

留学先のイタリアから報告(Sujiviさん/スリランカ)

留学先のイタリアから報告(Sujiviさん/スリランカ)

各国で時差もある中で全員揃ってオンラインで再会し、十勝での学びを自国の現場で生かしている模様が確認でき、嬉しくも頼もしく感じたひとときでした。
この場を借りて、関係者の皆様に改めてお礼を申し上げます。

研修員1人1人の今後のご活躍ならびに成功を願っています!

集合写真

集合写真

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