【福利厚生事業】JICA研修員が帯広百年記念館を見学しました

2024.03.12

十勝・帯広の歴史、十勝平野の自然と産業について学びました

2024年2月17日(土)に、JICA北海道センター(帯広)で市場志向型農業振興の研修に参加しているパレスチナの研修員5名が、帯広百年記念館を見学し、十勝の歴史、産業、自然について学びました。

帯広百年記念館は、開拓団の晩成社が帯広に入植して100年目の1982年に開館した十勝・帯広の総合博物館。学芸員に解説いただきながら常設展示室を見学しました。
展示室に入ってすぐに現れるマンモスの実物大模型から始まり、開拓期の十勝の自然や人々の生活ぶりを追った「開拓の夜明けと発展」の資料、高山から海岸の湿原へと変化する開拓期以前の自然を模したジオラマ、アイヌ民族などを歴史的に紹介する「十勝のおいたちと先住の人々」の展示、農機具類の開発と改良から現代における主要な農畜産物に至るまで、学芸員からわかりやすく説明いただきました。
最後にはミュージアムショップで、自分や家族のためにアイヌ文様グッズや七宝焼きのお土産を購入し、見学を終了しました。

研修員からは「先人の努力によって、原始林だった十勝平野が今の帯広になったことがわかった」「視覚的に理解しやすい展示で、特に豆の標本が圧巻」「見ごたえたっぷりで、なかでも農業の発展に関する情報が興味深かった」等の感想が聞かれました。

帯広百年記念館での見学を活かし、日本滞在中にさらに十勝についての学びを深めてくれることを期待しています。

見学の様子

見学の様子

十勝の農畜産物展示の前で記念撮影

十勝の農畜産物展示の前で記念撮影

※参加研修コース
アラブ圏市場志向型農業振興(行政官)

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