【開発教育】JICA研修員が明倫小学校を訪問しました

2024.03.13

児童からのおもてなしに感激

2024年2月29日に、課題別研修「人獣共通感染症コントロールのための検査技術と研究能力強化」コースのJICA研修員3名(タイ、パラグアイ、パレスチナ自治区)が、幕別町立明倫小学校に訪問し、全校生徒9名と交流しました。

到着後、校長室にお招きいただき、日本の煎茶をごちそうになりました。東南アジア、南米、中東からそれぞれ来日している研修員の皆さんは、日本のお茶をとても気に入っているようで、淹れ方や作法について校長先生に尋ねていました。

英語の校内案内を嬉しそうに聞く研修員

英語の校内案内を嬉しそうに聞く研修員

交流が始まり、まずは児童の皆さんによる校内案内がありました。案内する場所の担当を分け、全員がそれぞれの場所について英語で説明してくれました。

英語での説明に研修員の皆さんは感激し、深く相槌をうちながら話を聞いていました。

盛り上がった「ランゲージバスケット」

盛り上がった「ランゲージバスケット」

その後、全員でホールに集まり自己紹介をし、アイスブレイクとして各国・地域の挨拶を使ったゲーム「ランゲージバスケット」を行いました。

パラグアイの挨拶として、スペイン語の「Hola(オラ)」とグアラニー語の「Mba'éichapa(バエイシャパ)」の2種類が登場し、児童たちは、はじめは苦戦しつつもすぐに使いこなしていて、パラグアイのスティフさんもとても嬉しそうにしていました。

児童と一緒にそり滑りをするスティフさん

児童と一緒にそり滑りをするスティフさん

アイスブレイクの後は、校庭に出てそり滑りをしました。
普通のそりやチューブ、スコップ型の小さなものなど色々な種類のそりを使ってみんなで楽しく遊びました。

凹凸を直してみんなから感謝されたファディさん

凹凸を直してみんなから感謝されたファディさん

途中、坂の凹凸が気になり、スコップで直したパレスチナのファディさん。その様子を見た先生や生徒から感謝の拍手喝采を受け、恥ずかしそうに笑う場面が印象的でした。

雪に埋まるニューさん

雪に埋まるニューさん

そり滑りの後は、校庭の雪に隠されたお菓子袋を探す宝探しゲームを行いました。
雪に慣れない研修員を児童の皆さんがエスコートしながら、みんなで宝探しをしました。途中、タイのニューさんが雪に足がはまってしまい抜けなくなるハプニングが!周りにいたみんなで協力し、ニューさんは無事脱出することができました。

共通の好きなもので盛り上がりました

共通の好きなもので盛り上がりました

見つけた宝物の中に、日本の有名なアニメキャラクターがついていたことで、お互いに共通の好きなものがあることがわかって話が盛り上がり、更に距離が縮まった研修員と児童の皆さんでした。

校舎内に戻った後は、研修員から自国・地域について紹介しました。各国・地域の食事や服装、有名なスポットなどを見て、「おいしそう!」や「かわいい!」「行ってみたい!」などの声が飛び交いました。
自国・地域紹介の後に、今度は児童たちが各国・地域についての事前学習の成果を発表しました。研修員が先に紹介した食べ物や有名スポットなどが再び登場し、お互い嬉しそうに話をしたり、聞いたりしていました。

Newさん

Fadiさん

自国・地域紹介の様子

Stifさん

交流後、研修員からは
「外で子どもたちと一緒に遊べてとても楽しかった。」
「日本の小学生はよくしつけられていて、大人と同じように振る舞っていたことに驚いた。」
「子どもたちがとてもパワフルで、とても良い時間を過ごすことができた。」
といった声がありました。

明倫小学校の皆さん、ありがとうございました!

全員で集合写真

全員で集合写真

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