【研修事業】帯広・北見のJICA長期研修6コース(9名)の閉講式を実施

2024.03.15

コロナ禍を含めた2・3年間の努力により、見事修士/博士号を取得!

JICAが大学と連携して受け入れる長期研修プログラムで、帯広畜産大学と北見工業大学で留学生活を送った長期研修員9人の閉講式が、JICA北海道(帯広)で行われました。

今回の対象は、帯広畜産大学に在籍した「食料安全保障のための農学ネットワーク(Agri-Net)」「SDGsグローバルリーダーコース」「アフリカの若者のための産業人材育成イニシアティブ(ABEイニシアティブ)」「ミャンマー農業セクター中核人材育成」「人材育成奨学計画(JDS)」の各コースと、北見工業大学に在籍した「道路アセットマネジメント」の計6コースの長期研修員。コロナ禍だった2021年から2022年に来日し、学業のみならず、外出などの制約の多い生活面でも多くの苦労を乗り越え、両大学で修士/博士課程を修了しました。

3月1日に開かれた閉講式では、この事業がなければ日本への留学はかなわなかった、と多くの研修員が感謝の言葉を述べました。帯広畜産大学で子牛の飼料改善について研究したミャンマー出身のミャーさんは、修士課程を修了。「この日を迎えるまでの道のりは決して簡単ではなかった」と、約2年半の留学生活を振り返り、涙で言葉をつまらせる一幕も。他の研修員も思わずもらい泣きする姿に、この日の笑顔に至るまでに、さまざまな壁を努力で乗り越えて来たのだと感じました。

「これで終了ではなく、ここからがスタート」と語ったジンバブエ出身のシェルトンさんの言葉どおり、日本で得た専門知識をさらに深め、祖国の発展に寄与されることを願っています。

ご修了おめでとうございます!Congratulations!

木全代表(左)から修了証を授与され、笑顔の研修員。

木全代表(左)から修了証を授与され、笑顔の研修員

修了書を手に記念写真

修了書を手に記念写真

研修員の提案で国旗とともに記念撮影

研修員の提案で国旗とともに記念撮影

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