【開発教育】鹿追町立鹿追小学校の6年生がセンターを訪問しました

2024.03.19

アジア各国の料理に舌鼓

2024年3月7日(木)に、鹿追町立鹿追小学校の6年生38名がJICA北海道センター(帯広)を訪問してくれました。

1月にカンボジアにいるJICA海外協力隊員とのオンライン授業、2月に帯広畜産大学大学院のJICA長期研修員4名による学校訪問があり、海外に関心の高まっている皆さん。今回のセンター訪問もとても楽しみに来てくださいました。

はじめに少しJICAについて説明を行った後、JICA海外協力隊経験のある職員から、経験談をお話ししました。
中米のエルサルバドルにて小学校の先生として活動した職員の話に、「先生だったんだ!」「すごい!」などと声があがりました。
クイズを交えながら楽しくエルサルバドルやJICA海外協力隊の活動について知りました。

次に、2チームに分かれてセンター内を探検しました。
居室や和室、図書資料室や展示スペース、どこも興味深そうに見学をしてくれた皆さん。民族衣装スペースでは、それぞれ衣装を着用して記念撮影をしていました。

また、JICA内に研修員が宿泊できる居室があることを知った児童の1人から、「先月一緒に遊んだ研修員はここにいるの?」と質問があり、帯広市内で生活をしながら学校に通っている旨を伝えると「じゃあまた会えるんだ!嬉しい!遊びにきてほしい!」と目を輝かせていました。

見学の後は、図書資料室「おびぶっく」スタッフによる「得意を世界に!」の講演を行いました。
子どもの頃から好きだったことを今でも続けた結果、現在の仕事にも結び付いているという話を聞き、自分の得意なこと・好きなことについて考える時間になりました。
中には、「絵を描くのが得意!」と講演に触発され絵を描いていた児童もいました。

エルサルバドルのクイズに答える児童の皆さん

エルサルバドルのクイズに答える児童の皆さん

民族衣装を身にまとい、パラオの映像の前で記念撮影

民族衣装を身にまとい、パラオの映像の前で記念撮影

プログラムが終わった後、レストラン「おびくっく」の当日限定スペシャルお弁当が到着!
インド、インドネシア、シンガポール、マレーシアの料理が詰まったお弁当に舌鼓を打ちました。
この日のお弁当は、埋めると土に還る竹の繊維でできた容器に入れて提供。
資源供給においても、ゴミ問題においても持続可能な竹を使った容器について知り、センター内展示でSDGsについて知った児童たちにとって、自身がSDGsに触れることのできる良い機会になったのではないでしょうか。
JICA北海道センター(帯広)訪問プログラムでは、訪問いただく皆様の要望に合わせて世界やSDGsに触れる様々なプログラムをオーダーメイドでお作りします。
また、「おびくっく」スペシャルお弁当を通して、世界の食文化やSDGsアクションについて考えてみませんか?

4カ国の料理のお弁当を楽しみました

4カ国の料理のお弁当を楽しみました

この日で今年度のセンター訪問が全て終了しました。1年を通して、約2,300名の皆さんがセンターにお越しくださいました。
来年度も、たくさんの方にお越しいただけることを楽しみにしています!

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