【JICA海外協力隊】十勝から3名のJICA海外協力隊が世界へ!

2024.04.25

帯広市出身の岩田未玖さん(マラウイ派遣/職種:理学療法士)、岡本春香さん(フィジー派遣/職種:コミュニティ開発)、西川和也さん(カンボジア派遣/職種:品質管理・生産性向上)がJICA海外協力隊として派遣されるにあたり、今後の活動への抱負を語りました。

池原副市長表敬訪問

2024年4月18日(木)に帯広市で池原佳一副市長を表敬訪問し、それぞれに派遣国での活動について熱い思いを伝えました。
池原副市長から隊員の皆さんへ、「それぞれに目的をもって活動されると、その体験が自信になります。帯広のこともアピールしていただいて、懸け橋になってほしいです。お帰りになったら、土産話を楽しみにしています。体調にご留意ください。」と温かいお言葉をいただきました。

池原副市長表敬

池原副市長表敬

日本人の少ないマラウイで理学療法士として活躍!

岩田未玖さんは、理学療法士としてマラウイへ派遣されます。マラウイのマンゴチ病院に配属され、患者へのリハビリテーションに加え、同僚への技術指導などを行う予定です。世界最貧国といわれているマラウイですので、不安半分、楽しみ半分だそうです。

岩田さんは、日本人の少ない現地で、マイノリティ(少数派)の立場を、身を以て理解した上で自分のスキルを生かしていきたいという意思のもとJICA海外協力隊に応募されました。派遣先の気候は、年間をとおして温暖で北海道と異なっています。現地の人に対して、北海道ならではの雪景色や氷点下の気温、冬に開催されるイベントについても伝えていきたいと意気込んでいます。

フィジーで女性の地位向上を目指してコミュニティ開発!

岡本春香さんの職種は、コミュニティ開発です。フィジーでの配属先は、バ女性フォーラムという女性の地位向上や自立支援を行っている団体です。主な活動は、女性に対する職業訓練であり、裁縫、編み物、パソコン、手工芸などの講座やイベントの企画、運営です。配属先の職員の人材育成にも携わっていく予定です。

子供のころからJICA北海道(帯広)で主催している国際協力・交流イベントによく参加していた岡本さん。遠くの国から来て自分の国のために努力している姿を見て、自分もJICA海外協力隊として、そういった人達を手助けしていきたいと考えるようになり応募されました。北海道の美味しいものはもちろん、雪景色の写真を持って行きPRしようと張り切っています。

シニアパワーでカンボジアの建設事業における若い人たちの育成を!

西川和也さんの職種は、品質管理・生産性向上です。日本での長年の実務経験を生かして、カンボジア国立技能専門学校で安全管理、品質管理、環境管理、コンプライアンス、倫理の問題など、現地での建設事業における教育や研修に携わっていきます。

定年を迎え、以前から興味があったJICA海外協力隊に挑戦したいと思い、ご家族の後押しもあって、応募を決意されました。派遣に向けて、ジョギングで体を鍛え、フードバレーとかちマラソンにも出場し好記録も出されています。十勝の農産物、海産物、乳製品、お菓子等のおいしいものを派遣先で宣伝したいとのことです。



岩田さん、岡本さん、西川さん、出発前のお忙しい中ありがとうございました。
皆さんの活動が充実したものとなりますように。

写真左より岩田さん、岡本さん、帯広市・池原副市長、西川さん、JICA北海道(帯広)・木全代表

写真左より岩田さん、岡本さん、帯広市・池原副市長、西川さん、JICA北海道(帯広)・木全代表

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