【JICA海外協力隊】「ボランティア現地レポート」西川和也さん（カンボジア）
2024.07.09
2024年5月に帯広市よりJICA海外協力隊員として赴任した西川和也さんが、派遣国であるカンボジア王国から現地の様子を伝えてくださいました。
派遣後約1ヶ月の隊員の「今」
私の任地カンボジアへの出発は少し遅く5月14日でした。
到着後、JICAカンボジア事務所で1カ月の研修を行い、その間2年間住むアパートもプノンペン市内に決まり、6月17日から任地のカンボジア国立技能専門学校（NPIC）での活動が始まりました。
生活の印象としては、食べ物が意外に口に合って何でも美味しい。日本食もいっぱい手に入る。来る前に思っていた食生活に対する覚悟のようなものは全く不要だったというのが正直なところです。
住まいはちょっと古くてガタが来ていますが、少し磨けばちゃんとしたアパートになってきましたし、東京の狭いアパートのイメージよりは随分リッチなイメージにも感じられる住まいです。
まだ、2週間弱ですので活動の形にはなっていないのですが、配属先の土木工学科の関係の皆さんには、自己紹介と5S、カイゼンについてパワーポイントを使ってプレゼンテーションを行いました。
5S、カイゼン活動を始める前に、課題となっている乱雑な実習室にある用具棚の、棚毎の機材の名前の表示と、屋外資材置場の区画表示と名前の表示、用具リストを作ろうということになり、担当の先生方とその方法について話をして出来るところから進めているところです。
今後は5S、カイゼンの組織や会議体作りをしてスタートとなっていきますが、学校の先生方の反応を見ながら慎重に進めていきたいと思っています。
今後の展開が楽しみです。
【西川和也さんプロフィール】
出身地 ：北海道帯広市
派遣先 ：カンボジア王国 プノンペン都
配属先 ：カンボジア国立技能専門学校
職 種 ：品質管理・生産性向上
活動内容：現地での建設事業における教育
派遣期間：2024年5月～2026年5月（予定）
＼SNSでシェア！／
scroll