【開発教育】十勝教育研修センター主催の研修講座「民間・地域に学ぶ仕事術」で国際理解教育研修を実施
2024.08.21
2024.08.21
2024年8月7日(水)に、十勝教育研修センターによる研修講座「民間・地域に学ぶ仕事術」が開講され、JICA北海道センター(帯広)にて国際理解教育研修を実施しました。
当日は、十勝管内の小中学校より30名の教員の皆さんにお越しいただき、様々な国際理解教育を体験いただきました。
午前中は、十勝地域在住の技能実習生、JICA長期研修員、ALT(外国語指導助手)をお招きし、国際交流やワークショップを行いました。
まずは、アイスブレイクとして、在住外国人・研修員の皆さんのお名前を漢字で書くネームプレートを作成しました。
名前の読み方をもとに、音に合う漢字を調べ、意味を伝えながらどの字にするか相談しながらそれぞれ素敵な漢字のお名前が完成!
在住外国人・研修員の皆さんもとても嬉しそうな様子でした
次に、参加教員と在住外国人・研修員が一緒になってワークショップ「無人島ゲーム」を体験しました。無人島に行ったら必要なもの・欲しいものを考えるワークショップで、グループごとに様々な意見が飛び交いました。
参加者から「必要なものは万国共通。欲しいものは人によってさまざま。よく考えられたワークだと感じました。」との感想をいただきました。
ワークショップで仲を深めた後は、在住外国人・研修員の皆さんから自分の国を日本との違いも含めてTrue or False(本当か嘘か)で紹介いただきました。
参加教員の中には日本と他の国の違いや各国の風習などにカルチャーショックを受けている姿も見受けられました。
特に、ナイジェリアのアメッドさんからの「ナイジェリアの農村部ではハイエナを飼育する民族がいる」という話が衝撃的だったようです。
午後は、昨年度のJICA教師海外研修にてキルギスに渡航した籾山修斗教諭(幕別町立札内北小学校)、富谷唯士教諭(音更町立下音更小学校)の2名を講師にお迎えし、現地研修から得た学びや実践授業のために作成したカードゲームをご紹介いただきました。
最後に、一日を通した気づきや今後への活かし方などのグループでディスカッションしました。
よかったこと・楽しかったことから気付きやアイデア、今後の授業への還元について、それぞれ「自分事」にしながら話し合いました。
最終発表では、当日の感想として「実際に海外の人とお話ししたりワークをしたりしてとても楽しかったし、大きな学びになった」という意見が全グループから出ていました。
「JICAをもっと利用して、児童や生徒たちにも体験してもらいたい!」と、有難いご意見もいただきました。
十勝の教員の皆さん、ご協力いただいた在住外国人の皆さん、ご参加ありがとうございました。
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