【開発教育】JICA長期研修員が音更町の学童保育所を訪問
2024.09.05
2024年8月20日(火)に、帯広畜産大学大学院に通うJICA長期研修員3名(インドネシア、ナミビア、ルワンダ)が音更町の緑陽台学童保育所を訪問し、児童約60名と交流しました。
はじめに自己紹介を行った後、まずは日本の伝統的な遊びであるけん玉とこま回しを児童から教えてもらいました。
やり方を教えてもらいながらチャレンジし、児童から「上手!」「がんばれー!」などと声援を受けながら3名とも成功することができました。
次に、各国のクイズ大会をしました。
日本のクイズは研修員の皆さんにもわかる内容で、正解を繰り返し嬉しそうな様子でした。
研修員の皆さんの国クイズでは、児童の皆さんが「英語わからない!むずかしい!」と言いながらも楽しく挑戦していました。
クイズの最後には、研修員のレニーさん(ナミビア)からナミビアの言葉で「ありがとう」を習い、大きな声で「Mpandu!(パンドゥ)」と叫んでいました。
その後、園庭へ出て全員で日本の鬼ごっこをしました。元気いっぱいの児童の皆さんと追いかけ合いスキンシップを図りました。
研修員のプルデンスさん(ルワンダ)は、「子どもたちがすごくタフで驚いた。」と息が上がりながらも笑顔で話してくれました。
最後に挨拶と記念撮影をした後、児童から折り紙のプレゼントがありました。
研修員のジャミルさん(インドネシア)が、「折り紙をもらったのが嬉しく、交流はとても楽しかった。よい経験になりました。」と感想を話してくれました。
2024年8月22日(木)には、同じく帯広畜産大学大学院に通うJICA長期研修員2名(ミャンマー、モザンビーク)が、音更町の柳町学童保育所を訪問し、児童約80名と交流しました。
はじめに自己紹介を行った後、児童からの質問コーナーがありました。
「ペットを飼っていますか?」という質問に対し、研修員のパウリーノさん(モザンビーク)が「犬を飼っていて、私はチョコレートが大好きだから『カカオ』っていう名前をつけたよ」と回答すると、児童から「面白い!」「私もチョコレート大好き!」などとかわいい歓声があがっていました。
また、パウリーノさんから「アフリカやモザンビークに行ってみたい人?」という質問があり、児童たちが元気に「はーい!」「行ってみたい!」と回答し、パウリーノさんは素敵な笑顔で「すごいね!」と話していました。
次に、屋内と屋外に分かれて、それぞれの国の遊び体験をしました。
屋内では、ミャンマー式ドッジボール「Balon Pauk(ボロンポーク)」とミャンマーの花いちもんめ「Shwe Sun Nyo(シュエサンニョ)」を体験しました。
シュエサンニョは、鬼が、列の最後尾の人を捕まえるというルール。そしてボロンポークは、コート1つでプレーし、攻めチームが様々な方向からコート内の守りチームにボールを投げるという簡単なルールで、役割を交代しながら皆で力いっぱいボールを投げて盛り上がりました。
屋外では、モザンビークのケンケンパ「Neca(ネカ)」と、石を使った遊び「Tidotcha(ティドッチャ)」をしました。
ネカは簡単な遊びで、児童の皆さんはすぐに覚えて自分たちでアレンジしたり難易度を上げたりしていました。
ティドッチャは、少しルールが難しく、テニスボールを投げ、宙に浮いている間に石を動かす遊びで、上級生の児童が下級生に教えてあげながら、みんなで遊びを楽しみました。
最後に、お互いに感想を伝え合いました。
児童からは、「また遊びたいです」「難しいゲームと簡単なゲームをどちらもできて楽しかった!」と感想を伝え、スースーさんからは「皆さんと会えてとてもよかったです。皆さんとても元気で、私も元気をもらい楽しく交流することが出来ました。」との感想を伝えていました。
緑陽台学童保育所、柳町学童保育所の皆さん、ありがとうございました!
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