【開催報告】帯広畜産大学のボランティアサークル「とことこあるこう」と共同企画プログラムを実施
2024.10.15
2024.10.15
JICA北海道センター(帯広)は帯広畜産大学と包括連携協定を結んでおり、様々な事業で協力しています。
この度、帯広畜産大学のボランティアサークル「とことこあるこう」との共同企画プログラムを2024年9月25日(水)、30日(月)の2日に分けて実施いたしました。
9月25日(水)は、施設見学後、JICA理解プログラムとしてJICA事業の説明や多文化共生に関するグループディスカッションや、JICA職員のキャリア紹介のための交流会を実施しました。
JICA全体の事業とJICA北海道センター(帯広)の取り組みについて説明した後、「十勝において『地方創生×国際協力』で出来ることは?」というテーマで参加者の皆さんに3グループに分かれてディスカッションをしていただきました。
参加者の中に中国の留学生もいたため、留学生・外国人目線での課題やアイデアや、ボランティアサークルで日頃地域の人たち向けに交流をしている大学生ならではのアイデアが出ました。
ディスカッションの後は、センターの職員と大学生が混ざったグループになり、職員が自身の国際協力のキャリアを紹介しました。
参加者には入学して約半年の大学1年生から大学院修士1年生まで幅広くいたため、進路に関する具体的な質問から、JICAに入ったキッカケ・海外での珍エピソードまで様々な話題があがっていました。
参加した大学生からは、「JICA海外協力隊に興味を持った。」や「帯広畜産大学OGの職員にも話を聞いてみたい。」などの声をいただきました。
JICA北海道センター(帯広)にて実際に出展予定の地域のイベントに向けて、大学生ならではの目線で企画案を考えるグループディスカッションをしていただきました。
在住外国人の課題や十勝の一般市民が持つ課題に対してJICAや大学生が持つ強みを活かして課題解決していくために何が必要か、そのために地域のイベントを活用してどんなことが出来るかを各グループで考えました。
JICA北海道センター(帯広)にて実際に出展予定の地域のイベントに向けて、大学生ならではの目線で企画案を考えるグループディスカッションをしていただきました。
在住外国人の課題や十勝の一般市民が持つ課題に対してJICAや大学生が持つ強みを活かして課題解決していくために何が必要か、そのために地域のイベントを活用してどんなことが出来るかを各グループで考えました。
アイデアや課題が書かれた付箋でいっぱいになった模造紙
半日かけてグループディスカッションをした後、グループごとに発表いただきました。
大学生の皆さんが普段実践しているボランティア活動の視点から、在住外国人によるエスニック料理教室や高齢者向けに多文化共生の情報発信、SNSグループによる国際交流サークルなど幅広いアイデアが出され、審査員を務めたJICA職員も選考にあたり頭を抱えていました。
選考に悩む審査員を務めたJICA職員
最後に、代表より結果発表・講評がありました。
直近の地域のイベントでの実施にはなりませんでしたが、今後連携しながら市民向け雑誌の発行やイベントでのプログラム企画をしていく予定です。
とことこあるこうサークルの皆さん、ご参加ありがとうございました!
今後の連携企画もお楽しみに。
JICA北海道センター(帯広)Instagramに地方創生コンペティションの様子を動画で掲載しています。
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